PSVからの1年レンタルで20-21シーズンをブンデスリーガのビーレフェルトで過ごした堂安律は先日、退団を報告した。だが、どうやら来シーズンもドイツでプレーする可能性があるようだ。

 ドイツ紙『BILD』は、6月17日付けで「マインツが堂安の獲得に動くか?」と報じた。

 マインツは、先日GKフロリアン・ミュラーをシュツットガルトに500万ユーロ(約6億2500万円)で売却した。その資金を元手に補強を考えているクリスチャン・ハイデルSDが、堂安をその候補としてピックアップしているという。

「ハイデルはシーズン終了直後に、『移籍市場はそう活発にならないだろう』と語っていた。マインツは補強を最小限にとどめ、戦力流出を防いだ。そして、ハイデルは来シーズンに向けての補強を念頭に置いている。その候補のひとりが、PSVからビーレフェルトにレンタルされていた堂安である」
 
 しかし、コロナ禍においてマインツの懐も余裕があるわけではなく、「買い取りは、オランダのクラブが大幅に値下げした場合のオプションとなるだろう」と指摘している。

「PSVは堂安の売却に500万ユーロを要求している。ミュラーに容易された金額と全く同じなので、マインツにとってはこの価格はまだ高すぎる。ポー・スベンソン監督は6月29日のプレーシーズントレーニング開始までに、1人か2人のウイングを獲得したいと考えている。しかし、指揮官は『私が想像しているようにはうまくいかない』ともコメントしており、補強については不透明な状況が続いている」

 そのため、マインツはレンタルでの獲得を目指すようだ。

 オランダ紙『Algemeen Dagblad』のPSV番であるリキ・エルフニク記者は同日、自身のSNSに「PSVでは、彼は来シーズンはチームで活躍するかもしれないという考えがあった。だが、ドイツからの情報を見ても、マインツのレンタルで獲得したいという考えにも耳を傾けているようだ。どちらにせよ、彼は東京五輪に参加するため、後からの合流となる。今後の展開を待とう」と投稿している。

 先日、堂安はビーレフェルト退団の際にサポーターに向けて、「またすぐに皆さんの前でプレーできるように願う」と綴っていた。その希望が、早々に叶えられる可能性が高まってきたのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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