ローマの新監督に就任したジョゼ・モウリーニョが、自身のキャリアやローマ挑戦の理由などについて語った。母国メディア『GQ Portugal』のインタビューの内容を英紙『Daily Mai』が伝えている。

 指揮官として輝かしいキャリアを持つモウリーニョだが、直近で指揮を執ったマンチェスター・ユナイテッド(2016〜18年)とトッテナム(2019〜20年)ではいずれも最後は解任という憂き目に遭った。それでも、自身を突き動かす金言も明かし、58歳にしてなお、いまだ情熱は増すばかりだと熱弁している。

「私は時々間違いを犯す。いつも正しいプロジェクトを選択したわけではないし、いくつかのプロジェクトの道筋について誤解していたかもしれない。しかし、間違いや不誠実な方法で誘導されて、受け入れてはいけないものを受け入れてしまったこともあるとはいえ、結局は同じことなんだ。

 私よりもはるかに重要な人が言ったこんな言葉がある。『目標と意欲のある人は、決して年をとらない』。私はフットボールのプロフェッショナルとして30年の経験があることも、58歳になったことも、いまだに信じられないよ。なぜなら常にモチベーションは更新されているからね」
 
“スペシャル・ワン”は新たなプロジェクトとして、インテルでイタリア初の3冠を達成した2009-10シーズン以来、11年ぶりのセリエA帰還を選択。世界中が驚く決断となったが、本人はほとんど即決だったようだ。

「彼らは本当に私を欲しがっていた。午前中にトッテナムを去って、午後にはローマから電話があったんだ。彼らはとても正直だったので、すぐに自分の仕事に対する情熱を感じた。だから、あまり深く考える必要はなかったよ。彼らのアプローチは本当に感動的だったからね。とても気に入った」

 セリエAは昨シーズン、インテルがモウリーニョ体制でスクデットを獲得した2009-10シーズン以来のリーグ制覇を果たし、9年続いたユベントス一強時代が終焉。新たなステージへと突入したなかで、モウリーニョ・ローマは一体どんな戦いを見せるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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