現地時間6月19日、EURO2020のグループステージ第2節が行なわれ、グループFのドイツとポルトガルが対戦し、前者が4-2で勝利を収めた。

 ドイツは、クリスチアーノ・ロナウドのゴールで先制点を許すも、その後のオウンゴール2発で逆転。後半にカイ・ハベルツ、ロビン・ゴゼンスの2得点を追加し、2失点は喫したものの、それ以上の追撃を許さず、今大会初白星を手にしている。

 この試合で、最も活躍した選手に贈られる「スター・オブ・ザ・マッチ」に選出されたのが、ドイツ代表ロビン・ゴゼンスだ。ハベルツのゴールをお膳立てしただけでなく、ダメ押しの4点目を決め、62分にピッチを去るまで左サイドから何度も鋭い攻め上がりを見せ1ゴール・1アシストを記録。ポルトガルを脅かす原動力となった。

 英メディア『GiveMeSport』は、ゴセンスを「ポルトガルを粉砕した立役者のひとりは、交代時にアリアンツ・アレーナに集まったドイツのサポーターからスタンディンオベーションを受けた。このウイングバックはEURO2020で本格的に欧州のトップクラブの注目を集めることになるだろう」と称えている。

 加えて、この試合で対峙したC・ロナウドとの“再会”も注目を集めたようだ。
 
 セリエAのアタランタに所属するゴゼンスは4月に出版した自伝の中で、かつてユベントスと対戦した際、C・ロナウドに夢であったユニホーム交換を申し入れたが、断られたというエピソードを明かした。その後、アタランタの仲間たちから同選手のユニホームをプレゼントされてゴセンスが大爆笑するエピソードを生むなど、フットボール界で少なくない注目を集めた。

 だがこの日、彼は再びのユニホーム交換を申し入れなかったようだ。イタリアの衛星放送『Sky Sports』に対し、「今日は彼(C・ロナウド)にユニホーム交換を申し入れはしなかった」と認めたという。

「僕にとって非常に忘れがたい夜になった。本当に強いチームに勝利し、ゴールとアシストもできた。今日負けたら、予選通過がとても難しくなるので、絶対に勝たなければならなかった。攻守で全力を尽くしたので、勝てて良かった。今夜はそれを十分に楽しみたい」

 英メディア『GiveMeSport』は「結局、大舞台で最後に笑ったのはゴゼンスだった」と、C・ロナウドの過去の態度を皮肉り、「ロナウドにリベンジ。ドイツの勝利を引き寄せた彼の未来は期待に満ちている」と綴っている。

 “死の組”と呼ばれたグループFは大混戦となっており、23日にポルトガル対フランス、ドイツ対ハンガリーの2試合が行なわれる。決勝トーナメント進出が懸かるGL最終戦、一体いかなるドラマが生まれるのか、目が離せない2試合となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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