浦和レッズは、6月23日に行なわれたJ1リーグ第19節・柏レイソル戦でベンチ外となったGK鈴木彩艶について声明を発表。「Jリーグへのエントリーに必要な申請が行なわれていなかったため」と説明し、謝罪を表明している。

 柏戦には2-0で勝利を収めたが、先日発表された東京五輪のバックアップメンバーにも選出された俊英のベンチ外には多くのファンが首をかしげていた。その理由について、浦和はリリースを発表。コロナ禍において、日本サッカー協会(JFA)が定めるPCR検査の結果を持ってエントリーを行なうところを、クラブの認識不足が原因で、申請を怠ったことが判明。結果、欠場せざるを得ない状況にあったという。

 また、20日の第18節・湘南ベルマーレ戦においても、試合へのエントリー資格がない状態にあったが、エントリー・出場させていたことも認めた。

 鈴木の検査結果は陰性であったものの、不手際はクラブの責任であると綴り、「選手本人には瑕疵はなく、すべてクラブの不手際によるもの」「本人を含む、すべての関係者さまへ心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
 
 クラブが発表したリリースは以下の通り。

「鈴木彩艶選手については、U-24日本代表に選出され、6月5日(土)と6月12日(土)に国内で行われた国際親善試合のためにチームを離れておりました。
 その期間、チームは定期的に実施しているJリーグ公式検査を行っており、代表活動のため公式検査が実施できなかった鈴木彩艶選手についてはJFAによるPCR検査の結果をもって、Jリーグエントリー資格認定委員会に申請し、エントリー資格の認定を受けなければなりませんでした。
 今回、当該選手はJFAのPCR検査で、陰性判定であったものの、クラブの認識不足が原因でJリーグへの申請を怠ったことが判明し、その結果、本日の試合で本人は欠場せざるを得ない状況となりました。
 選手本人には瑕疵はなく、すべてクラブの不手際によるものです。

 また、6月20日(日)に開催された明治安田生命J1リーグ 第18節 湘南ベルマーレ戦において、試合へのエントリー資格がないことを弊クラブが確認できておらず、鈴木彩艶選手をエントリー・出場させています。

 本案件についても、本日Jリーグに報告し、今後詳しい調査と確認の上で、Jリーグとしての判断をいただく予定となっております。
 尚、鈴木彩艶選手については、6月27日の試合に向けて、Jリーグエントリー資格認定委員会へ手続きを行う予定です。

 クラブとしては、今後このような事態が起きぬよう、再発防止に努めると共にJリーグを含む関係各所と連携して取り組んでまいります。
 改めまして、このたびはクラブの不手際により鈴木彩艶選手、対戦相手である湘南ベルマーレさま、柏レイソルさまをはじめ、ファン・サポーターのみなさま、パートナー企業各社さま、日ごろご支援いただいている全ての関係者のみなさまに大変なご迷惑をおかけしました。
 心よりお詫び申し上げます。
浦和レッドダイヤモンズ」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部