現地時間6月23日、EURO2020のグループステージ(F組)の第3戦が開催され、1勝1敗でグループ2位のドイツが、1敗1分で4位のハンガリーをミュンヘンで迎え撃った。

 雨が降りしきるなか、試合が動いたのは11分だった。ロランド・サライのアーリー気味のクロスに、アダム・サライが身体を投げ出しながら、豪快にヘッド。決勝トーナメント進出には勝つしかないハンガリーが先取点を奪う。

 よもやの先制ゴールを許したドイツは、21分にはキミッヒのCKからフンメルスがヘッドで合わせるが、クロスバーに嫌われる。

 以降もボールを支配したものの、ブロックを固める相手の守備に手を焼き、チャンスらしいチャンスを作り出すことができない。
 
 ホームチームがようやく同点に追いついたのは66分だった。FKからフンメルスがヘッドでシュートを放ち、ゴール前で混戦となったところを最後はハベルツが押し込んだ。

 しかし、ハンガリーは失点からわずか2分後に再び勝ち越す。ゴール前への縦パスに反応したシェフェルが、前に出てきた敵守護神ノイアーをものともせず、頭から突っ込み、ヘッドでネットを揺らした。

 このままだと敗退の可能性があるドイツは猛攻を仕掛け、絶好機も迎えるが、モノにすることができない。焦りが見え始めた84分、途中出場のゴレツカがペナルティエリア中央から右足を振り抜き、値千金の同点弾をゲット。土壇場で再び同点に追いつく。

 結局、試合はこのまま2-2で終了。何とか追いついたドイツが、フランスとポルトガルと同居した“死の組”を2位で突破を決めた。一方、大健闘を見せたハンガリーだったが、あと数分というところで持ちこたえることができず、グループステージで涙をのむことになった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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