U-24日本代表は、東京五輪のグループステージ第2節でメキシコと対戦し、2-1で逃げ切りに成功。2試合を終え、勝点6でA組の単独首位に立った。

 キャプテンの吉田麻也は難敵メキシコとの試合をこう振り返った。

「はやく2点取れたのは、VARもあってラッキーな部分も正直あった。立ち上がり、しょっぱなにピンチを招いてしまって、あそこで点をとられていたら全く違った試合になったと思う。自分自身もよくなかったし、チームとしても入りが良くなかった。そのあと2点取って優位に試合を進めることができたので、体力の消耗も少なかったです」

 しかし、反省点もあるという。一つは五輪本番最後の親善試合となったスペイン戦同様に、「ハーフタイムで、次のゴールを狙おうという話をしていたなかで、取れなかったし、同じように失点してしまった」ことだ。

 特に失点のシーンについては、「あれはニアで触らないといけない」ボールだったという。その後に板倉滉と立ち位置を入れ替えて対処したものの、「セットプレーで失点しちゃいけないし、あの時間がもっと早ければ、もっと苦しくなったと思う。そこはひとつ大きなメインの課題」だという。

「課題が出ても、それを修正しながら上にいくのは悪くない。ただ悲観せず(試合の)入り方、勝っている時の試合運び、最後のセットプレー、試合の締め方など、引き続きもうちょっと向上させていかないと、次のフランス戦もそうだけど、トーナメントに上がった時にもっと苦しくなる。まだまだですね」
 
 それでも勝ち切れたことでの収穫もある。

「うまく我慢して守れた。1失点してしまったけど、フランスに4-1で勝っているチームをよく押さえたなと思います」と守備面で一定の手応えを得たことと、「決めるべき時に、決めるべき選手が決めた」ことだ。

 この日ゴールを奪った久保建英と堂安律の2枚看板については、「この大会を通して、決定的な仕事をして、一皮も二皮も剥けてほしい。彼らもそこは意識していると思うので、このまま突き抜けていってほしいですね。ここで止まらずに、今後もっと難しい試合もあると思うので、まだまだ頑張ってほしい」とエールを送った。

 次戦は7月28日のフランス戦だ。引き分け以上でベスト8進出が決まるだけに、失点しないことが一つの目標となりそうだ。ディフェンスリーダーにして、チームの精神的支柱でもある吉田は、若いチームを鼓舞し、一つ上のステージへと導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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