スウェーデンとの準々決勝、開始早々に先制される展開も、田中美南のゴールで同点に追いつく。これで息を吹き返したかに思われたが、その後2失点。スコアは1-3。7月30日、なでしこジャパンの東京五輪は幕を下ろした。

 自国開催のオリンピック。掲げた目標は金メダル。その夢を叶えることはできなかった。突きつけられた現実と向き合い、なでしこジャパンの面々は何を想ったか。悔しさを噛みしめながら、顔を上げ、その視線の先に何を見据えているのか。

「いろんなことを犠牲にしながらチャレンジを続けてきましたが、まだまだ足りなかったし、まだまだ未熟でした。本気で世界の舞台でやり合えるように自分自身出来る事をやって努力し成長していきたい」(岩渕真奈)

「結果を受け止めこの悔しさを忘れずに、努力し成長していきたい」(清水梨紗)

「個人で闘える上で組織力が勝てるように、選手として、そこを更に磨かなければいけない」(田中美南)

「東京オリンピック、ベスト8。今の自分たちの現状。ここからどうするかは自分次第」(長谷川唯)

「素晴らしい舞台でたくさんの素晴らしい経験をさせてもらい、それと同時に自分の実力を実感させられました。この経験を無駄にせず、自分自身が成長しチームを助けられる存在になれるように頑張ります!」(塩越柚歩)

「この大会を終えて得たものもあります。今できる事から行動していきたいです。チームのために!Weリーグのために!この悔しさをバネに日々努力して次に進んで頑張ります!」(中島依美)

「大会を通じて先輩達の強い想いを痛感してたし、自分はやってるつもりでも色んな人に伝わるにはやっぱり足りてないのが悔しかったです。でも前に進んでいくしかない。現実をしっかり受けとめて、また這い上がります」(三浦成美)
 
「たくさん言葉にしたい事はあるけれど、何か一つ口にすると自分の何かが崩れてしまう気がします。応援して下さった皆さん、そして試合会場、選手村で私たち選手をサポートして下さった皆さん、本当にありがとうございました」(籾木結花)

「チームの為に何ができたか考えた時に…何も出てこない。これが私の実力です。10年前に抱いた夢を10年後に半分叶え、残り半分は夢から強烈な目標に変わりました。この大会で得たものからWEリーグやチームの為に、また女子サッカーの為に何ができるか自分でしっかりと考えていきたい」(遠藤純)

「日本の女子サッカーが世界で勝つために、何が必要なのか? 3年前のフランスW杯での敗戦から私たちは何を学んで、どう成長したのか? ずっと課題とされているフィジカルの差をどううめていくのか? 今一度真剣に考えて、世界と闘う術を、そして、世界に勝つための術を個々がもっと見出して、成長していかなければいけないと思います」(熊谷紗希)

 SNSを通じて発信されたメッセージ。様々な感情が入り交じるその想いが、女子サッカーの歴史を紡ぎ、未来への懸け橋となる。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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