[J1リーグ30節]仙台0-1徳島/9月25日(土)/ユアテックスタジアム仙台

【チーム採点・寸評】
仙台 5
前半は中盤でスペースを見つけ出し前進でき、決定機をつくり出すことができたが、後半は守備を修正してきた相手を崩す場面が減り、ゴールを奪うことができなかった。終了間際にセットプレーから失点し、残留争いのライバルにホームで敗れる最悪の結果となった。

【仙台|採点・寸評】 
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 5.5
相手のプレスにも落ち着いて対応し、安定したシュートストップができていたが、終盤のセットプレーでシュートをキャッチできず、こぼれ球を押し込まれてしまった。

DF
4 蜂須賀孝治 5.5
後半、富樫に送ったクロスなど、良いクロスを見せた場面もあり、決定機をつくり出そうという意識は高かったが、タイミングや精度の部分であと一工夫必要だった。

5 アピアタウィア久 5.5
持ち味の高さ勝負、フィジカルの強さは存分に見せ、流れの中から大きなピンチを招くようなことは無かった。欲を言えばもう少しドリブルでボールを運んで攻撃に絡むプレーを増やしたかった。
 
16 吉野恭平 6
守備では身体を張ったプレーを再三見せて、攻撃でも相手のディフェンスラインの背後や、サイドのスペースを狙ったフィードが何度か決まっていた。

3 福森直也 5
左SBとしてプレー。守備では奮闘を見せ攻撃にも絡んだが、決定機を演出するようなパスやクロスが出せず。失点時バケンガのマークを外し、フリーでシュートを打たれたのが痛かった。

MF
8 松下佳貴 5.5(78分OUT)
試合が進むにつれて相手の空けたスペースに進入してボールを受け、攻撃につなげる場面が目立ったが、決定機につながる場面やミドルシュートを放つ場面をつくり出したかった。

6 上原力也 5.5
決定機につながるパス出しも見せたが、徳島に中央のスペースを固められたこともあり、得点は生み出せなかった。プレースキックも効果的ではなく、あと一歩工夫が必要だった。
 
7 関口訓充 5.5(66分OUT)
対面の選手に対して厳しく守備に行くことができていたが、攻撃面では相手の脅威とはならなかった。

26 加藤千尋 5(71分OUT)
守備ではチームに貢献できていたが、攻撃ではゴールに向かうプレーが少なく、決定機に絡めないまま後半途中で交代となった。

FW
11 赤﨑秀平 5.5(78分OUT)
ポジション取りは悪くなく、攻撃の起点として決定機に関わる場面は多く作ったが、もう少し自身がシュートを狙う場面が欲しかった。

42 富樫敬真 5.5(66分OUT)
前線からの守備だけでなく、相手の隙を見てシュートを狙った。後半蜂須賀のクロスからのヘディングシュートはG大阪戦のゴールのような形だったが、シュートは枠外へ。得点という結果が欲しかった。
 
交代出場
MF
32 氣田亮真 5.5(66分IN)
持ち味のドリブルを生かし、相手をはがしたり、スペースを突いたりというプレーは見せられたが、シュートまでつなげることができなかった。

FW
15 西村拓真 5(66分IN)
ゴールが欲しい状況での投入だったが、カウンターの場面も少なく、シュート0本に終わった。

DF
25 真瀬拓海 5(71分IN)
右サイドハーフとして攻撃の活性化を期待されたが、クロスやシュートなどでチャンスに絡むことができなかった。好調時と比べ、攻撃での精彩を欠いている。

MF
18 中原彰吾 ―(78分IN)
意外性のあるくさびのパスで決定機をつくり出そうとするなど、意欲的なプレーは見られたが、ゴールにはつながらず。

FW
33 フェリペ・カルドーゾ ―(78分IN)
ゴールを期待したい状況だったが、チーム自体が劣勢だったこともあり、良い形でボールが入らず、シュートを打つことができなかった。

監督
手倉森誠 5
前半は攻守で狙いとする形が出て、サイドをえぐって決定機もつくれたが、後半相手がゴール前を固めてきたなか、シュートまで持ち込めなくなった。選手交代でも状況を変えられず、勝点1も取ることができない、あまりに痛すぎる結果を招いてしまった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
徳島 6.5
相手のサイドのスペースを突くロングパスに活路を見いだすが、前半はなかなかシュートまで持ち込めず。後半攻撃の勢いを増し、ボールを保持しながら辛抱強く戦い、終盤のセットプレーを決めきり、アウェーで勝点3という最高の結果を手にした。

【徳島|採点・寸評】 
GK
21 上福元直人 6
相手にプレッシャーをかけられても怯まず正確にボールをつなぐことができていた。ビッグセーブはなかったが、しっかりとシャットアウト。

DF
15 岸本武流 5.5
右SBだが、味方がボールを奪うと高い位置を取って攻撃に絡むプレーを見せた。クロスやシュートなど決定機に自身が絡むプレーをもう少し出したかった。

14 カカ 6
前半ピンチが多かった中、フィジカルの強さを生かして守り、冷静に味方につなげることができていた。後半は中盤と連係しながら、守備の安定度をさらに増すことに成功した。
 
MAN OF THE MATCH
5 石井秀典 6.5
守備では最後のところで身体を張ってピンチを防ぎ、攻撃ではうまく相手の状況を見ながら長短のパスを配球。そして終盤CKからのこぼれ球を押し込み値千金のゴールでチームに勝利をもたらした。

20 福岡将太 6(83分OUT)
前半は自陣でボールを回す場面が多かったが、後半は相手陣内に入って、決定機をつくり出そうとする場面もあった。守備も攻撃も関わり続けようという姿勢が見られた。

MF
37 浜下 瑛 5.5
直接決定機に絡むプレーはなかったが、積極的にボールに関わり、攻守で存在感を見せることはできていた。

8 岩尾 憲 6.5(90+2分OUT)
前半、ミスからカウンターを受けたことを後半に修正し、ディフェンスラインとも連係しながらボールを保持して辛抱強く戦った。したたかに決定機を狙い続け、終盤に自身のプレースキックから決勝弾を呼び込んだ。
 
23 鈴木徳真 6(83分OUT)
岩尾とともに正確にパスを回しながら攻撃に絡み、機を見てミドルシュートを放つなど、相手の脅威となるプレーを出すことができていた。

24 西谷和希 6
左サイドで果敢に仕掛けて、DFラインの背後を突くなど、ゴールに向かうプレーを出そうと奮闘。ボールが入れば相手の脅威となった。守備でも球際で強く行けていた。

17 一美和成 5.5(61分OUT)
チームプレーに徹し、ファーストディフェンスで奮闘した。攻撃では下がってボールを受けて起点になろうとしたが、シュートまで持ち込むことができなかった。

FW
9 ムシャガ・バケンガ 6
J初先発。なかなか良い形でボールが入らない展開だったが、前線からの守備などチームプレーを怠らなかった。試合終盤のセットプレーにおいて、フリーで放ったヘディングシュートが石井のゴールにつながった。
 
交代出場
FW
19 垣田裕暉 6(61分IN)
シュートこそ無かったが、できるだけ前でボールを受けて攻撃の起点となる場面もあり、チームに流れを引き寄せるプレーはできていた。

DF
4 ジエゴ ―(83分IN)
出場時間は短かったが、守備で体を張って、相手にクロスやシュートを打たれることを防ぐことができていた。

MF
7 小西雄大 ―(83分IN)
攻守でうまくバランスを保ちながらプレーし、丁寧にパスをつないで相手の隙をうかがうことができていた。

MF
13 藤田譲瑠チマ ―(90+2分IN)
得点後にピッチに入り、最後は相手の反撃をはね返し、無失点で試合を終えることに貢献した。

監督
ダニエル・ポヤトス 6.5
前半は劣勢だったが、後半攻守で修正を図り、ボールを保持しながら、我慢強く戦わせたことが最後にセットプレーの得点に結びついた。残留争いのライバルとの直接対決で貴重な勝利を引き寄せることに成功した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●小林健志(フリーライター)

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