国民の期待を一身に背負い、大きな重圧に耐えながら、自身と母国の栄光のために頂点を目指すことの大変さは計り知れない。

 パリ・サンジェルマンのネイマールは先日、来年のカタール・ワールドカップ(W杯)を最後にブラジル代表から引退する考えをほのめかした。インタビューの中で「これが僕の最後のワールドカップだと思う」と話したのだ。

 ブラジルの10番は「サッカーに向き合う心の強さがあるかどうか分からない」と、精神的な消耗をうかがわせた。母国ブラジルでの2014年W杯、そして前回のロシアW杯と経験し、29歳になったセレソンのエースは心がむしばまれていると感じたのかもしれない。

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 そんなネイマールの発言を、セレソンの先輩はどう受け止めたのだろうか。元ブラジル代表のリバウドは、『betfair』のコラムで「自分も現役時代に似たような問題があった。メディアとファンからの厳しい重圧のために、代表でプレーし続けるべきなのか疑った時期があった」と述べている。

「それは1999年のバロンドール受賞以降に特に強くなった。うまくいかないときにチームでもっとも注目されるひとりになったからだ。だが、それもサッカーだよ。ロマーリオやロナウドのような選手たちも同じ問題を抱えた。チームのスターとして、ネイマールの立場では普通の重圧だと考える」

 セレソン10番を背負った男は「ネイマールが普通に感情を吐露しただけだと思う」と続けた。

「彼の今後を本当に決めるのは、来年のワールドカップでのブラジルのパフォーマンスだよ。2026年に彼は34歳だ。現代では、その年齢の選手は高いレベルのパフォーマンスができる。今から2026年まで、まだ多くのことが起こり得る」

 カタールでの結果次第で、ネイマールの心境に変化はあるのか。稀代のタレントの代表での活動は、中東の地で終わりを迎えるのか。今後に注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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