日本サッカー協会(JFA)が26日、フットサル日本代表ブルーノ・ガルシア監督のコメントを公式サイトで発表。国際サッカー連盟(FIFA)が、今年9月に開催予定だった2020 FIFAフットサルワールドカップ リトアニアを2021年9月12日から10月3日に延期することを発表した件について言及した。


 2016年にフットサル日本代表の指揮官に就任したガルシア監督は、26日に更新された公式サイトで、フットサルワールドカップが来年に延期されたことについて「FIFAによる適切な判断」だと評価し、そのように考える理由が3つあると語った。


「まずは健康面への配慮という点です。選手・チームが心身を整える時間は最低限必要です。もう一つは公正さ。南米やヨーロッパではすでに出場国が決まっている一方で、アジアや北中米カリブ海など、これから予選が行われる地域もあります。その差を埋め、良い準備をするための時間の猶予を作ることは公正さという点でも重要だと思います。そして大会としての”エクセレンス(至高)”に関わるという点です。ワールドカップはフットサルに競技として取り組む者にとって”極み”の大会です。その四年に一度の至高の場に、十分なパフォーマンスを発揮できるようにするというのは、この大会の威光を守る上で重要なことだと思います」


 延期されたことで、必然的に強化に充てる時間は増える。ガルシア監督は、どのような点に注力してトレーニングをしていく予定なのだろうか。


「まずやらなければならないのは、選手たちがどのような状況にあるかを見極めることです。選手たちは1月にリーグ戦が終わって、トップレベルでの試合をする機会がないまま数カ月を過ごしています。今年は夏以降に強化合宿を計画していますが、それを通じて心身のコンディション調整を行い、ゲームモデルの体現力回復、パフォーマンスレベルの立ち上げを図りたいと考えています。また、大会の延期は、比較的年齢層の高いメンバーがいる私たち日本代表チームのメンバーにとって、良いコンディションで大会に臨むという新たなチャレンジが生まれたことになります。それだけでなく、けがや不調を抱えている選手にとっては、メンバー入りの競争に加わることができるチャンスになるとも言えます」


 また、フットサルワールドカップへの出場については、「当面の目標はAFCフットサル選手権で出場枠を獲得することです。自粛期間も選手たちとのコミュニケーションを維持し、どんな過ごし方をしているか把握しています。私たちとしてはこの期間を経てもなお、これまでと同様にワールドカップの出場枠を獲得できると確信しています。日程を大きく変更しなければならなくなったのはFリーグもJFAも同じで、それを調整していくというのは並大抵のことではありません。だからこそ、それだけのエネルギーを与えられた代表チームとしては必ず目標を達成したいと思います」と語った。