鹿島アントラーズが主催するサッカーゲーム「FIFA 21」を使用したeスポーツ大会『鹿マッチ』が23日に行われた。


 同大会には鹿島のeスポーツチームに所属しているナスリと鹿島の推薦選手であるファントム、湘南ベルマーレのeスポーツチームに所属しているスレッジ、名古屋グランパスのeスポーツアンバサダーであるミノの国内トッププレーヤー4選手が参加。4選手によるトーナメント形式で大会は開催され、1試合6分ハーフで、引き分けの場合はゴールデンゴール形式での再試合が行われる。なお、オンラインフレンドリー(均一モード:OVR90)モードが使用された。


 準決勝第1試合では鹿島を使用するファントムと名古屋を使用するミノが対戦。前半をスコアレスで折り返すと、59分に前田直輝のゴールで名古屋が先制した。試合はこのまま終了し、1点を守り切ったミノが決勝に進出した。


 準決勝第2試合では鹿島を使用するナスリと湘南を使用するスレッジが対戦。9分にスレッジが指宿洋史のゴールで先制したが、21分にナスリがエヴェラウドのゴールで同点として前半を折り返した。後半に入り、スレッジが51分に鈴木冬一のゴールで勝ち越すと、65分にはタリクのゴールで2点差に。78分にはナスリが染野唯月のゴールで1点を返したものの、試合終了間際に指宿でダメ押しゴールを奪ったスレッジが4−2で勝利した。


 3位決定戦ではファントムとナスリによる鹿島同士の対戦が実現。前半終了間際にエヴェラウドのゴールでファントムが先制すると、62分にもファン・アラーノが追加点を決め、リードを2点に広げた。66分に土居聖真のゴールでナスリが1点を返したものの、試合はこのまま終了。2−1で勝利したファントムが3位となった。


 名古屋を使用するミノと湘南を使用するスレッジによる決勝戦。16分にタリクのゴールでスレッジが先制したが、ミノは43分にマテウスのゴールで追いつき、前半を折り返した。後半はお互いに勝ち越しゴールが生まれず、試合は1−1で終了。これにより、試合はゴールデンゴール形式での再試合となったが、再試合開始早々に決着がついた。4分にミノが長谷川アーリアジャスールのゴールで決勝点を記録。ゴールデンゴールを決めたミノが大会を制した。


 『鹿マッチ』を優勝したミノには大会賞金として10万円とトロフィーが授与されたほか、2位のスレッジには賞金5万円、3位のファントムには賞金3万円、4位のナスリには賞金2万円が贈られた。


 ミノは試合後、「最後のシュートまで持っていけてたんですけど、なかなか決まらない展開でちょっとまずいかなと思っていた」と振り返った。1−1で終えた90分試合については「やりたいことはできてはいました」と語りつつ、ゴールデンゴールでの再試合については「なるようにしかなんないと思って、とにかくシュートを打ちまくろう」と開き直って臨んだことを明かした。


 昨年行われた『FIFA19 グローバルシリーズ eJ.LEAGUE SAMSUNG SSD CUP』を制し、eJリーグ2代目王者となったミノ。2020年12月26日から開幕する『FIFA 21 グローバルシリーズ eJリーグ』に向けては、「昨シーズンは世界大会に行けなかったので、今シーズンはオンラインという形になりますけども、上位目指して頑張りたいと思います」と意気込みを語った。


[写真]=鹿島アントラーズ