バルセロナは26日、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールとの間で起きていた訴訟問題が和解に至ったことを発表した。


 ネイマールは2013年夏からバルセロナに所属し、2017年夏に史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(当時のレートで約290億円)でPSGに移籍した。だが、その後、古巣バルセロナとボーナスの支払いを巡って訴訟問題に発展していた。


 2017年から続く問題がついに決着を迎えた。クラブは公式サイトを通じ、「バルセロナはネイマールとの間で係争中だった複数の訴訟を法廷外で円満に終結させました。クラブと同選手は、労働に関する訴訟3件と民事訴訟1件を終了させるための和解協定にサインしました」と発表した。


 両者の訴訟問題は、ネイマールのPSG移籍後に発生。バルセロナは、ネイマールが2016年10月の契約更新から1年も経たずに退団したことで契約違反があったとして、すでに支払っていたボーナスの一部返金を求めて提訴した。さらに同選手が一方的に契約を破棄したため、移籍後の2017年9月に予定されていた未払い分のボーナス支払いも拒否した。


 それに対して、ネイマールはボーナス未払い分の4360万ユーロ(約56億8000万円)の支払いを求めて古巣を訴えていた。だが、昨年6月にはバルセロナ市の裁判所がネイマールの訴えを却下。バルセロナの訴えを一部認めて、ネイマールに670万ユーロ(約8億7000万円)の返金を命じていた。同選手はこの判決を不服として上訴していた。