10月8日から10日の3日間にわたり、Fリーグ ディビジョン1の第8節が行われた。


 東京オリンピック・パラリンピックとFIFAフットサルワールドカップによる、およそ2カ月半の中断期間を経て再開したF1リーグは、9月上旬にY.S.C.C.横浜への加入が発表された元サッカー日本代表の松井大輔のデビューや、エスポラーダ北海道の水上玄太400試合出場達成で注目を集めた。


 松井が所属するYS横浜は、湘南ベルマーレとの“神奈川ダービー”を戦った。中断前は強豪・名古屋オーシャンズを下すなど破竹の勢いでクラブ史上初の4連勝を遂げたYS横浜だったが、キャプテンの宿本諒太は第7節終了後に「この勢いが中断期間で途絶えてしまうのではないかという不安がある」と語っていた。その不安は的中し、宿本を負傷で欠くYS横浜は開始48秒で湘南のFP鍛代元気に先制を許すと、その後も試合巧者の湘南にペースを握られ9分にも失点を重ねた。第2ピリオド中盤に湘南FPロドリゴのゴールで3点ビハインドとなったYS横浜は、終盤にFP小林拓夢のゴールで1点を返す。これに勢いを得て追加点を挙げたいところだったが、追撃及ばず1−3で試合終了。連勝を伸ばすことはできなかった。この結果により湘南は、暫定首位に浮上した。


 第1ピリオド終盤に初めてFリーグのピッチに立ち、セットプレーのキッカーを務めるなどチームからの信頼を見せた松井はデビュー戦を終え「初心者のプレーとしてはまだまだだと思いますが、これからおもしろくなっていきそうだなという感じはします」と感想を語った。「サッカーとはテンポが違うと思うが、選手の目線としてどのように感じたか」との質問には「湘南はボールを奪った後の攻撃がすごく早かったですし、クワトロの戦術はYS横浜の選手もすごく嫌がっていたので、前半はそこに少し苦戦しました」と話した。


 また、今節では開始直後のゴールや、テクニカルなゴールが多く生まれた。バルドラール浦安のFPガリンシャは、開始8秒でこぼれ球に反応し移籍後初ゴール。バサジィ大分のFPパカットは開始1分で15メートルを越えるロングシュートを突き刺した。立川・府中アスレティックFCの内田隼太は新井裕生からパスを受けるとターンで相手FPを剥がし、3度の切替しからゴールを挙げた。エスポラーダ北海道のGK坂桂輔は、GKながら2アシストの活躍を見せ、ペスカドーラ町田のクレパウジ ヴィニシウスは長い距離のフリーキックをループシュートで直接決めて会場を沸かせた。


各試合の結果は以下のとおり


▼Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第8節 結果

Y.S.C.C.横浜 1-3 湘南ベルマーレ

ボルクバレット北九州 3-3 バルドラール浦安

バサジィ大分 1-1 フウガドールすみだ

エスポラーダ北海道 2-3 立川・府中アスレティックFC

ボアルース長野 0-6 ペスカドーラ町田


※名古屋オーシャンズはフットサル日本代表に7選手が招集された影響により、第8節・第9節を延期