フィオレンティーナのロッコ・コミッソ会長が、契約延長交渉が難航しているセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチについてコメントした。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


  現在21歳のヴラホヴィッチは、2018年夏にパルチザンからの完全移籍でフィオレンティーナに加入。以来才能を発揮しており、今シーズンもここまでリーグ戦15試合に出場し12得点2アシストを記録している。


 その得点力でチームを引っ張るヴラホヴィッチの現行契約は2023年6月30日までとなっており、クラブは延長を目指していたが、10月に決裂したと公式声明が発表されていた。


 これを受けてアーセナルやアトレティコ・マドリードなど国外ライバルのほか、ユヴェントスなども関心を示していると報じられているが、コミッソ会長はあくまでまだフィオレンティーナの選手であることを強調。「まだ問題は解決していない」と語りつつ、他クラブをけん制した。


「ユヴェントスに行くのか、アーセナルに行くのか、どこに行くのかはわからない。だけど全員に伝えたいのは、フィオレンティーナがまだ彼というカードの持ち主だということ。私は誰に対しても、たとえヴラホヴィッチに対しても、いつも約束は守ってきた。そのことをわかってもらいたい」


 また、同氏はサッカー界全体の財政的問題や代理人の問題についても触れている。


「私はイタリアのサッカー界を助けたいと思っている。でもここは開拓地みたいだ。10パーセント、20パーセントの手数料を要求する人がいる。そうして我々はどこにたどり着くのだろう?」


「FIFAのインファンティーノ会長は、1年間で少なくとも7億ユーロ(約900億円)が仲介業者に支払われているとも話していた。このままではいけないと思う。私たちも、ヴラホヴィッチを退団させようとする人たちからプレッシャーを受けているし、(ミランからパリ・サンジェルマンに移籍した)ドンナルンマがどうなったかを見てみよう。もういい加減にしろというべきだよ」