プレミアリーグ第15節が4日に行われ、ウェストハムとチェルシーが対戦した。


 リーグ戦3試合未勝利の4位ウェストハムは、ドローに終わった1日の前節ブライトン戦からスタメンを2枚変更し、5バックシステムを採用した。一方、首位チェルシーは辛くも勝利した1日の前節ワトフォード戦からスタメンを4枚変更。同試合で決勝点を挙げたハキム・ツィエクが先発に名を連ねた。


 28分、アウェイのチェルシーが先制する。メイソン・マウントの右コーナーキックにチアゴ・シウヴァが頭で合わせて押し込んだ。


 チェルシーは38分、ジョルジーニョのGKエドゥアール・メンディへのバックパスが短くなったところをジャロッド・ボーウェンに狙われる。ボールの奪い合いの末にメンディがボーウェンを倒してしまい、PK献上。ウェストハムはマヌエル・ランシーニがキッカーを務めると、GKの逆を突いてゴール左隅に突き刺し、試合を振り出しに戻す。


 しかし44分、チェルシーが勝ち越しに成功する。左サイドからツィエクがピンポイントのクロスを送ると、ペナルティエリア右でマウントが合わせる。右足インサイドを使った絶妙のダイレクトボレーで、ゴール右下隅へと流し込んだ。試合はチェルシーの1点リードで折り返す。


 56分、ウェストハムが再び追いつく。ペナルティエリア右での混戦のなか、ヴラディミール・ツォウファルが相手に囲まれながらもボールをボーウェンにつなぐ。ボーウェンが左足を振り抜くと、シュートは相手DFの股の間を抜けてゴール左下に吸い込まれた。


 こう着状態が続くなか、ウェストハムは75分に絶好機が訪れる。パブロ・フォルナルスのスルーパスに反応したマイケル・アントニオは、対峙したカラム・ハドソン・オドイを自慢のボディで弾き飛ばし、ボールをキープ。ペナルティエリア右からグラウンダーで折り返すと、ファーでボーウェンが合わせたが、惜しくも枠を捉えられなかった。


 すると87分、ウェストハムが意外な形で逆転に成功する。スローインの流れから左サイドでボールをキープしたアルトゥール・マスアクが左足を振り抜くと、無回転のボールはそのままゴールへと向かう。意表を突かれた相手GKメンディの処理は間に合わず、ゴール左上に吸い込まれた。


 試合はこのまま終了し、ウェストハムは4試合ぶりの白星、チェルシーは9試合ぶりの黒星で今季2敗目となった。今季初の複数失点となったチェルシーは、他クラブの結果次第で今節に首位から陥落する。


 ウェストハムは9日にヨーロッパリーグでディナモ・ザグレブと対戦し、12日にリーグでバーンリーと対戦する。チェルシーは8日にチャンピオンズリーグでゼニトと対戦し、11日にリーグでリーズと対戦する。


【スコア】

ウェストハム 3−2 チェルシー


【得点者】

0−1 28分 チアゴ・シウヴァ(チェルシー)

1−1 40分 マヌエル・ランシーニ(ウェストハム)

1−2 44分 メイソン・マウント(チェルシー)

2−2 56分 ジャロッド・ボーウェン(チェルシー)

3−2 87分 アルトゥール・マスアク(ウェストハム)