ブンデスリーガ第34節(最終節)の9試合が現地時間18日に一斉開催された。


 すでに優勝を決め、無敗で最終節を迎えたレヴァークーゼンはホームでアウクスブルクに2−1で勝利し、ブンデスリーガ史上初となる無敗優勝(26勝6分け)を達成した。


 一方、最終節を2位で迎えたバイエルンはアウェイでホッフェンハイムに逆転負け。勝ち点1差で3位につけていた伊藤洋輝所属のシュトゥットガルトがボルシアMGに4−0で快勝し、バイエルンと入れ替わる形で2位に浮上。バイエルンは3位転落となった。


 また、バイエルンに逆転勝ちしたホッフェンハイムは7位フィニッシュとなり、6位となったフランクフルトと共に来季の欧州カップ戦出場権を獲得。残されているCL決勝とDFBカップ決勝の結果次第では、8位で今季を終えたハイデンハイムにもECL出場の可能性が出てくる。


 残留争いに目を向けると、すでに降格が決まっていた最下位ダルムシュタットに続いて17位に位置していたケルンの降格も決定。しかし、前節まで入れ替え戦圏内にいた16位ウニオン・ベルリンと15位マインツが勝利を収めた一方で、14位につけていた浅野拓磨所属のボーフムが1−4で敗戦。ウニオン・ベルリンとボーフムが勝ち点33で並び、得失点差でボーフムが16位まで順位を下げる結果となった。


 なお、ボーフムは田中碧の所属するデュッセルドルフと入れ替え戦を戦うことに。入れ替え戦の初戦は23日、リターンレグは27日に行われる。その他、ブンデスリーガ最終節の試合結果と最終順位は以下の通り。


◼︎試合結果

ウニオン・ベルリン 2−1 フライブルク

ホッフェンハイム 4−2 バイエルン

ヴォルフスブルク 1−3 マインツ

レヴァークーゼン 2−1 アウクスブルク

フランクフルト 2−2 ライプツィヒ

ドルトムント 4−0 ダルムシュタット

シュトゥットガルト 4−0 ボルシアMG

ブレーメン 4−1 ボーフム

ハイデンハイム 4−1 ケルン


■順位表

※()内は勝ち点/得失点差

1位 レヴァークーゼン(90/+65)

2位 シュトゥットガルト(73/+39)

3位 バイエルン(72/+49)

4位 ライプツィヒ(65/+38)

5位 ドルトムント(63/+25)

───────CL出場圏───────

6位 フランクフルト(47/+1)

───────EL出場圏───────

7位 ホッフェンハイム(46/0)

───────ECL出場圏───────

8位 ハイデンハイム(42/−5)

9位 ブレーメン(42/−6)

10位 フライブルク(42/−13)

11位 アウフスブルク(39/−10)

12位 ヴォルフスブルク(37/−15)

13位 マインツ(35/−12)

14位 ボルシアMG(34/−11)

15位 ウニオン・ベルリン(33/−25)

───────入れ替え戦───────

16位 ボーフム(33/−32)

───────自動降格圏───────

17位 ケルン(27/−32)

18位 ダルムシュタット(17/−56)


◼︎入れ替え戦日程

▼5月23日
ボーフム vs デュッセルドルフ

▼5月27日
デュッセルドルフ vs ボーフム