プレミアリーグ第38節(最終節)の10試合が現地時間19日に一斉開催された。


 前節終了時点で2位のアーセナルはエヴァートンと対戦。アブドゥライェ・ドゥクレに先制点を許すも、冨安健洋の同点ゴールとカイ・ハフェルツの追加点で逆転勝利を飾った。


 しかし、首位のマンチェスター・シティがフィル・フォーデンの2ゴールとロドリの追加点でウェストハムに3−1で勝利。この結果、マンチェスター・シティがプレミアリーグ史上初となる4連覇を達成することになった。


 なお、降格はルートン・タウン、バーンリー、シェフィールド・ユナイテッドの今季昇格した3チームとなった。


◆来季の欧州カップ戦出場権


 ここからは来シーズンの欧州カップ戦出場権について整理する。上位4チームのマンチェスター・シティ、アーセナル、リヴァプール、アストン・ヴィラがチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得が決定。最終節で勝利したトッテナムが5位をキープし、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。


 6位のチェルシーは欧州カップ戦の出場権を確保。FAカップ決勝でマンチェスター・シティが勝利すればELに出場し、マンチェスター・ユナイテッドがFAカップで優勝すれば、ECLプレーオフ出場権を獲得する。


 7位のニューカッスルはFAカップ決勝でマンチェスター・シティが優勝した場合、ECL出場権を獲得する。マンチェスター・ユナイテッドが優勝した場合は、欧州カップ戦の出場権はない。


 8位のマンチェスター・ユナイテッドはリーグの順位に関係なく、FAカップ決勝で優勝した場合、EL出場権を獲得する。


◆最終節の試合結果と順位表

◼︎試合結果

リヴァプール 2-0ウルヴァーハンプトン

シェフィールド・ユナイテッド 0-3 トッテナム

ルートン・タウン 2-4 フルアム

ブライトン 0-2 マンチェスター・ユナイテッド

マンチェスター・シティ 3-1 ウエストハム

アーセナル 2-1 エヴァートン

ブレントフォード 2-4 ニューカッスル

クリスタル・パレス 5-0 アストン・ヴィラ

バーンリー 1-2 ノッティンガム・フォレスト

チェルシー 2-1 ボーンマス


■順位表

※()内は勝ち点/得失点差

1位 マンチェスター・シティ(91/+62)

2位 アーセナル(89/+62)

3位 リヴァプール(82/+45)

4位 アストン・ヴィラ(68/+15)

5位 トッテナム(66/+13)

6位 チェルシー(63/+14)

7位 ニューカッスル(60/+23)

8位 マンチェスター・ユナイテッド(60/-1)

9位 ウェストハム(52/-14)

10位 クリスタル・パレス(49/-1)

11位 ブライトン(48/-7)

12位 ボーンマス(48/-13)

13位 フルアム(47/-6)

14位 ウルヴァーハンプトン(46/-15)

15位 エヴァートン(40/-11)

16位 ブレントフォード(39/-9)

17位 ノッティンガム・フォレスト(32/-18)

───────降格───────

18位 ルートン・タウン(26/-33)

19位 バーンリー(24/-37)

20位 シェフィールド・ユナイテッド(16/-69)