スペインサッカー連盟(RFEF)は20日、EURO2024に臨むスペイン代表のメンバー発表を27日に行うことを明らかにした。


 来月14日に開幕を迎えるEURO2024。ホスト国のドイツ代表やフランス代表、同組のクロアチア代表などが続々とメンバー発表を行う中、スペイン代表は2023−24シーズンのラ・リーガの全日程終了を待ってからに。26名のメンバー決定後は、アンドラ代表(6月5日)と北アイルランド代表(同月8日)との強化試合を経て、本大会へと臨むことになる。


 気になる26名のメンバーだが、スペインメディア『Relevo』は、コンディションやケガ等の理由以外で外れることのない選手として、GKウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)、DFダニエル・カルバハル(レアル・マドリード)、ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド)、FWアルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)らを挙げた。さらに、DFパウ・クバルシ(バルセロナ)、MFミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)、FWホセル(レアル・マドリード)らに加えて、ケガ明けのMFペドリ(バルセロナ)の選出も堅いという見方を示した。


 一方で、復活を遂げたMFイスコ(ベティス)や空中戦に秀でるDFダビド・ガルシア(オサスナ)は負傷により、招集を見送る模様。また、DFホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア)とMFマルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)も同様の理由から黄信号が灯っている他、先週末の試合前のウォーミングアップ中に違和感を訴えたDFロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)、足を痛めて途中交代となったDFヘスス・ナバス(セビージャ)の状態も懸念されているようだ。


 EURO2012以来の欧州制覇を目指すスペイン代表。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が選んだ“ラ・ロハ”は、どのような顔ぶれが揃うのだろうか。