アトレティコ・マドリードがレアル・ソシエダ所属のスペイン代表DFロビン・ル・ノルマン獲得に向けた交渉を進めているようだ。12日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 2023−24シーズンのラ・リーガを4位で終え、12シーズン連続でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したアトレティコ・マドリード。しかしながら、ディエゴ・シメオネ監督率いるチームの“代名詞”とも言える組織的かつ強固な守備には陰りが見られ、とりわけアウェイ戦では不安定な戦いに終始。最終的には躍進を遂げたジローナに“トップ3”の座を譲ることとなった。


 また、9シーズンに渡って最終ラインを支えてきたモンテネグロ代表DFステファン・サヴィッチは今夏に現行契約を解除し退団する可能性が高いと報じられており、スペイン人DFマリオ・エルモソも契約満了に伴いクラブを離れる見込み。こうしたことから、アトレティコ・マドリードは今夏の移籍市場でのセンターバック(CB)の獲得を、ストライカー補強と並ぶ優先事項としている。


 熱烈な関心を寄せているのが、2016年夏に加入したレアル・ソシエダでラ・リーガを代表するCBに成長したル・ノルマン。堅実な守備と高いビルドアップ能力を兼ね備えた27歳は同クラブでここまで公式戦221試合に出場し6ゴール6アシストをマーク。昨年6月にデビューしたスペイン代表でも主力に定着しており、EURO2024に臨むメンバーにも名を連ねている。


 報道によると、アトレティコ・マドリードはレアル・ソシエダとの交渉を進めており、3000万ユーロ(約51億円)での獲得を目指しているとのこと。仮にこの金額で合意に達した場合、ル・ノルマンは2019年夏に2500万ユーロ(約42億円)で加入したエルモソを抜き、クラブ史上最高額で獲得したDFになるという。なお、レアル・ソシエダ側は契約解除条項を2000万ユーロ(約34億円)下回る4000万ユーロ(約68億円)での決着を目指しているようだ。


 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アトレティコ・マドリードは既にル・ノルマン本人と個人合意に達しており、クラブ間での交渉も近日中に完了させる予定だという。