常盤木を準決勝に導いたFW中村恵実…豪快弾で「まぐれじゃないことを証明」

常盤木を準決勝に導いたFW中村恵実…豪快弾で「まぐれじゃないことを証明」

 第27回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は6日、兵庫県三木市内で準々決勝の4試合が行われた。


 夏の全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)決勝の再現となった、常盤木学園高校(東北1/宮城)vs日ノ本学園高校(関西2/兵庫)の一戦は、2−1で常盤木が逆転勝利を収めた。


 前半はインターハイ決勝で敗れていた日ノ本が優勢だった。立ち上がりに日ノ本がFW久永望生の2試合連続弾で幸先良く先制し、2列目の選手が味方を次々に追い越してシュートまで持ち込む。インターハイ女王の常盤木は、効果的な攻撃をまったく仕掛けられず前半を終えた。


 しかし、インターハイ決勝で2得点を決めて日ノ本を沈めた“日ノ本キラー”FW中村恵実が、後半に本領を発揮する。


「前半は相手の(ディフェンスライン)裏を全然狙えていなかったので、後半はそこに走るようにした」と、戦い方を改めた通り、52分に相手ディフェンスライン裏に出たボールに中村が追いついてペナルティエリア手前から強烈なミドルシュート。


「トラップしようか迷ったけど、スピードに乗っていて、そのままゴールが見えたので(シュートを)打ち込んだ。コースを狙うというより、ボールの芯に当ててゴールの枠に飛ばした感じ」


 中村の右足から放たれたシュートは、放物線を描いて日ノ本ゴールを豪快に揺らした。その11分後には、中村が粘って体勢を崩しながらも、MF津田真凜の逆転弾をアシスト。中村の活躍で、2−1と一気に試合をひっくり返した。


 中村は長野県長野市出身で、プレナスなでしこリーグ1部のAC長野パルセイロ・レディースの育成組織である、AC長野パルセイロ シュヴェスター育ち。名門・常盤木で技を磨いた3年間の後、満を持して来季はAC長野に“復帰”することが内定している。


 しかし、なでしこリーグに進む前に、まだやるべきことがある。「インターハイで勝ったのはまぐれじゃないと証明させたい。真の強いチームだと見せつけたいと思い、今大会に臨んでいる」


 インターハイとの2冠を狙う常盤木が、強豪・日ノ本を下して準決勝に進むこととなった。常盤木の6大会ぶりの選手権優勝まで、あとふたつだ。


文=馬見新拓郎


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