【▲ ファルコン9ロケットのフェアリングに格納される「HAKUTO-R」ミッション1の月着陸船(ランダー)(Credit: ispace)】

【▲ ファルコン9ロケットのフェアリングに格納される「HAKUTO-R」ミッション1の月着陸船(ランダー)(Credit: ispace)】

【追記・2022年12月1日10時27分】スペースXは12月1日、同日に予定されていた「HAKUTO-R」ミッション1ランダーを搭載した「ファルコン9」ロケットの打ち上げ延期を発表しました。新たな打ち上げ予定日は発表され次第お伝えします。

After further inspections of the launch vehicle and data review, we're standing down from tomorrow's launch of @ispace_inc's HAKUTO-R Mission 1; a new target launch date will be shared once confirmed

— SpaceX (@SpaceX) December 1, 2022

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株式会社ispaceは11月30日、同社の月面探査プログラム「HAKUTO-R」のミッション1について、打ち上げ予定日が変更されたことを発表しました。新たな打ち上げ予定日は、日本時間2022年12月1日17時37分(米国東部標準時同日3時37分)です。

HAKUTO-Rミッション1の無人月着陸船(ランダー)はスペースXの「ファルコン9」ロケットに搭載され、直近では米国フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地第40発射施設から2022年11月30日に打ち上げられる予定でした。ispaceによると、ファルコン9に一部確認作業が必要となったため、打ち上げが1日延期された模様です。

※最新情報は以下の特集ページでチェックしてください
【特集】月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1

HAKUTO-Rはispaceによる民間主導の月面探査プログラムで、ミッション1は同社が開発した月着陸船による初の月面着陸ミッションとなります。同社によると、月着陸船にはペイロードとして以下の7つが搭載されています。

・日本特殊陶業株式会社(HAKUTO-Rコーポレートパートナー)の固体電池
・アラブ首長国連邦(UAE)ムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター(MBRSC)の月面探査車「Rashid」
・株式会社タカラトミー等が開発した変形型の月面探査ロボット「SORA-Q(LEV-2)」
・カナダのMCSS社が開発した人工知能(AI)を用いたフライトコンピューター
・カナダのCanadensys社のカメラ
・HAKUTOのクラウドファンディング支援者の名前を刻印したパネル
・サカナクションの「SORATO」(HAKUTO応援歌)の楽曲音源を収録したミュージックディスク

※…HAKUTOは民間初の月面無人探査を競うコンテスト「Google Lunar XPRIZE」に日本から参加したチームで、HAKUTO-Rの前身にあたる。Google Lunar XPRIZEは勝者がないまま2018年に終了。

なお、ispaceは11月28日付で、月着陸船をファルコン9のフェアリングに搭載する作業が完了したことを発表しました。HAKUTO-Rミッション1では10段階のマイルストーンが設定されていますが、搭載作業完了によって最初のマイルストーン「Success 1」が達成されたことになります。

HAKUTO-Rミッション1に関する新たな情報は、発表があり次第お伝えしていきます。

 

Source

Image Credit: ispace ispace - ispace、ミッション1ランダーの本日(11/30)の打上げ延期について

文/sorae編集部