攻めの予想は実らず

5月最初の週末、阪神競馬場では天皇賞(春)(GⅠ・芝3200m)、東京競馬場では青葉賞(GⅡ・芝2400m)が行われた。残念ながら両競馬場とも無観客開催となったが、見応えのあるレースが繰り広げられた。果たしてAI予想エンジンKAIBAの予想は的中となったのだろうか。

今年は1周目が外回り、2周目が内回りという特殊なコース形態でのレースとなった天皇賞(春)。AIの本命はユーキャンスマイル。3000m以上のレースで複勝率71.2%とステイヤー適性を示しているとともに、阪神巧者でもある同馬に狙いを定めた。

スタートからディアスティマが逃げ、ピッタリとジャコマルがマークする形となり、前半1000mは59.8のハイペース。本命のユーキャンスマイルはゆったりと後方3番手を追走する。2周目の3角から各馬ジョッキーの手が動きはじめ、最後はバテ合いの我慢比べとなったが、後方にいては厳しい展開となり、7着まで追い上げるのが精一杯。中穴から入る攻めの予想は実らなかった。

勝利したのは道中7番手追走、4角では4番手の外目までポジションを押し上げたワールドプレミア。最後はしぶとく食い下がるディープボンドを振り切り、菊花賞以来となるGⅠタイトルを獲得した。

ゴール前は一騎打ち

土曜日に行われたダービートライアル・青葉賞。AIの本命はハイレベルの共同通信杯4着から挑んだキングストンボーイだった。藤沢和雄厩舎のラストダービーに向けて2着以内の結果が求められるレースとなった。

レース序盤は縦長の隊列となる中、ルメール騎手は無理することなく中団にポジションを取り、ロスなくインコースを追走。向正面から3角に入るあたりで隊列が凝縮、ポジションを押し上げ、残り400mで追い出された。

ゴール前は外のワンダフルタウンとの一騎打ち。2頭が並んでのゴールとなり、写真判定に持ち込まれたが、わずかに及ばず2着に終わった。しかし、日本ダービーへの優先出走権はしっかりと確保、次に繋がるレースはできたと言えるだろう。

ワンダフルタウンはこのレースが今年初戦だったものの、全く問題にせず。京都2歳Sに続いての重賞2勝目をあげた。本番ではどのようなレースを見せてくれるのか、楽しみにしたい。

3着レッドヴェロシティは無印だったものの、予想は×◎で馬連が的中。高額配当はつかめなかったが、本命馬と同様に最低限の納得できる結果は残した。


《関連記事》
【NHKマイルC】キャリア5、6戦に金脈、穴候補は前走アーリントンC組 当日まで覚えておきたいデータ
【京都新聞杯】日本ダービーも狙える有力ステップ 皐月賞7着ディープモンスターより評価すべき馬は?
【新潟大賞典】過去10年1番人気0勝、波乱傾向のレース ポタジェはジンクスを破れるか?