名手を背に
2023年5月7日（日）に東京競馬場を舞台に行われるNHKマイルC。2歳マイル王者ドルチェモアが前哨戦でまさかの敗戦を喫したことに加え、主要ステップの多くが道悪で開催されたことなども重なり、「混戦」の下馬評に拍車がかかっている。それは裏を返せば多くの馬にチャンスがあるということ。この好機をモノにするのは誰か、SPAIA予想陣の印をまとめた。
5名それぞれ毛色の異なる予想となったが、唯一複数名からの本命を集めたのがカルロヴェローチェ。白梅賞は余裕十分の逃げ切り、ファルコンSは直線でさばくのに手間取るシーンがありながらの僅差2着で、実力は折り紙付き。鞍上には名手ダミアン・レーン騎手を迎えてビッグタイトルを狙う。
東大ホースメンクラブが本命を打ったシングザットソング、血統解説を連載している坂上明大氏が推すモリアーナと、牝馬の台頭にも警戒が必要。東大HCは桜花賞7着から参戦するシングザットソングについて「メンバーレベルが1枚落ちるこのレースでは十分通用する」と述べる。桜花賞5着から戴冠したアエロリット、あるいは同15着からNHKマイルC2着としたソングラインのように一気の反撃があるか。ノーマークは怖い1頭だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎カルロヴェローチェ
◯ドルチェモア
▲エエヤン
△ショーモン
×セッション
京都大学競馬研究会
◎ショーモン
◯セッション
▲シャンパンカラー
△オオバンブルマイ
×エエヤン
×モリアーナ
東大ホースメンクラブ
◎シングザットソング
◯モリアーナ
▲ドルチェモア
△オオバンブルマイ
×カルロヴェローチェ
×セッション
坂上明大（血統分析）
◎モリアーナ
◯ウンブライル
▲ダノンタッチダウン
△ドルチェモア
☆ナヴォーナ
編集部競馬班
◎カルロヴェローチェ
◯シャンパンカラー
▲シングザットソング
△ミシシッピテソーロ
×ショーモン
×オオバンブルマイ
☆ダノンタッチダウン
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