加藤学園が県岐阜商下す

2023年の高校野球春季東海大会は加藤学園(静岡1位)が優勝した。5月24日に草薙球場で行われた決勝で県岐阜商(岐阜1位)に8−6で勝利。見事に初優勝を果たした。

2023年高校野球春季東海大会


決勝は加藤学園が2回に2点を奪って先制し、3回にも3点を追加。2点差で迎えた7回にも3点を奪って突き放し、先発の吉川慧が15安打を浴びながらも8.2回158球を投げ、鈴木日陽が最後を締めた。

加藤学園は2020年センバツに初出場を決めたが、新型コロナの感染拡大により中止。夏の交流試合で甲子園のグラウンドに立ったのが唯一で、今夏は選手権初出場を目指す。

センバツで3回戦進出の東邦は準決勝敗退

県岐阜商は加藤学園に追いすがったが、12残塁で逆転はならなかった。夏は3年連続31回目の甲子園を狙う。

今春センバツで3回戦進出し、準優勝の報徳学園に4−5で敗れた東邦(愛知1位)は初戦で日大三島(静岡2位)にサヨナラ勝ちしたものの、準決勝で県岐阜商に逆転負け。センバツ初戦で沖縄尚学に敗れた大垣日大(岐阜2位)は、初戦で加藤学園に惜敗した。

2023高校野球春季東海大会トーナメント表


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