石川祐希が両チーム最多26得点

バレーボール男子日本代表は28日、ポーランドのウッチで行われている「ネーションズリーグ2024」ファイナルラウンドの準々決勝でカナダと対戦し、セットカウント3−0(26−24、25−18、26−24)でストレート勝ちを収め、2年連続でベスト4進出を果たした。

予選ラウンド9勝3敗の4位でファイナルラウンドに進出した日本は、5位で通過したカナダと対戦。第1セットでいきなり石川祐希の顔面にスパイクが直撃するアクシデントがあったが、そのままプレーを続行。ジュースにもつれ込むもセットポイントで石川がサービスエースを決め、日本が先取した。

第2セットに入り西田有志、大塚達宣らも躍動。多彩な攻撃で相手を翻弄して連取に成功した。第3セットは後がないカナダに先行されながらも、19−20から石川が再びサービスエースを決めて流れを引き戻し、ストレート勝ち。石川が両チーム最多26得点の活躍でチームをけん引した。

予選ラウンドではフルセット負けを喫した相手にリベンジ成功し、2年連続の4強入り。次戦の準決勝は日本時間30日午前3時より、スロベニアvsアルゼンチンの勝者と対戦する。男子日本代表の今後の日程は以下の通り。

【日程】
6月29日 20時00分(翌3時00分)準決勝 vs(スロベニアvsアルゼンチンの勝者)
6月30日 17時00分(翌0時00分)3位決定戦
6月30日 20時00分(翌3時00分)決勝
※()内は日本時間

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