セ・リーグ007も「パの強さ痛感」56年ぶり日本シリーズ勝ち越し

セ・リーグ007も「パの強さ痛感」56年ぶり日本シリーズ勝ち越し

ソフトバンク連勝で通算203勝202敗8分

プロ野球が時代の分岐点に直面している。2リーグ制を採用し1950年に第1回として始まった日本シリーズは今年で70回目を迎えている。

日本一になった通算回数はセ・リーグが35回でパ・リーグは34回。ここ10年ほどで振り返れば、ソフトバンクを中心とするパ・リーグが席巻している印象があるが、オールドファンからすればV9巨人のイメージが強いはずだ。

日本一回数で拮抗している両リーグは、通算勝利数も互角。19日から開幕した2019年日本シリーズはソフトバンクが地元のヤフオクドームで連勝スタートした。エース・千賀が史上3人目の日本シリーズ3年連続の開幕投手を務め、見事に白星をゲット。第2戦はアンダースローから140キロ台後半の直球を繰り出す2年目の高橋礼が、7回1安打無失点で同シリーズ初先発初勝利を挙げ、柳田にも待望の一発が飛び出した。

この結果、パ・リーグが日本シリーズ通算203勝202敗8分とし、56年ぶりに勝ち越している状況となった。

巨人V9でセ最大貯金24

パ・リーグは1950年の第1回日本シリーズで毎日(現ロッテ)が出場し4勝2敗で日本一。1962年に東映が優勝した時点で37勝37敗3分けのイーブンとなり、翌1963年第1戦で西鉄が巨人に勝って貯金1としたのが、最後の勝ち越しだった。

その後、1964年に南海が阪神を4勝3敗で下し再び44勝44敗3分けと並んだが、この後からセ・リーグが大きく勝ち越す流れとなる。1965年に巨人が3連勝を飾るなど4勝1敗で南海を撃破。以降、巨人が日本シリーズ9連覇を達成し、翌1974年の第1戦と第3戦で中日が勝利した時点で、セ・リーグが最大24勝の勝ち越しとなった。

1961年から1973年の13年間は巨人がV9を含む日本一11回という屈強ぶり。V9の9年間がパ・リーグとしては、日本一から最も遠ざかった時期となる。そこから46年の歳月が経過し、現在はパ・リーグの時代。2010年からの9年間でパ・リーグが8度の日本一(うちソフトバンクが6度の日本一)。一方のセ・リーグは2012年の巨人以来、史上最長となる6年間、日本一から遠ざかっている。

好投手のパ入団で相乗効果?

あるセ・リーグ所属チームのスコアラーは「表向きには言いづらいですが、交流戦でパ・リーグの強さを痛感します。高校からプロ入りした将来性のある投手、例えば松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大、大谷翔平、菊池雄星のような存在が圧倒的な結果を出し、それを攻略しようと打者のレベルも上がった。その蓄積が今の結果になっているんでしょうかね」と分析する。

連勝発進のソフトンバンクは日本シリーズ記録を更新する本拠地14連勝と勢い十分。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦からの8連勝は同一年のポストシーズン新記録とした。

本拠地14連勝ⒸSPAIA

ⒸSPAIA


第3戦からは舞台を東京ドームに移して3連戦が行われる。2000年の「ON対決」では王ダイエーが2連勝の後、長嶋巨人が4連勝して日本一に輝いた。ソフトバンクがこのまま押し切り、19年前の雪辱を晴らすのか、巨人が本拠地で盛り返すのか、見どころは尽きない。


関連記事

おすすめ情報

SPAIAの他の記事もみる

あわせて読む

主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

スポーツ アクセスランキング

ランキングの続きを見る

スポーツ 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る 動画一覧を見る

記事検索

トップへ戻る