6月8日(土)、奈良・薬師寺東塔前の特設会場で世界遺産・薬師寺東塔落慶記念奉納『絢香 SYMPHONIC CONCERT in 薬師寺』が開催された。


絢香にとって2009年以来となるシンフォニックコンサートとなる本公演では、欧州で活躍中の栁澤寿男氏が指揮する京都フィルハーモニー室内合奏団特別交響楽団と共演。「三日月」「みんな空の下」など数々の名曲たちがオーケストラよる極上の響きを生み、薬師寺の夜に透明感のある絢香の歌声が響き渡った。「この公演が決まった時から、今日というこの日を楽しみにしていました。このような素敵な場所で歌えること、そしてこの瞬間をみなさんと一緒に過ごせることを幸せに思います」と本公演への想いを伝えた。



本編では、絢香が毎日たくさんの癒しと愛をくれる2匹の愛犬への想いを形にしたくて創ったという最新曲“ずっとキミと”も披露。オーケストラのダイナミックかつ繊細なアンサンブルによってライブ本編は終了。アンコールでは、会場に集まった観客から鳴り止む拍手の中、「本当に特別で幸せな時間でした。ありがとうございました」と何度も感謝の気持ちを伝えていた。


なお、6月12日(水)・13日(木)には、東京文化会館大ホールで『絢香 PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2024』の開催が決まっている。