俳優の谷原章介(51)が6日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。8万5千人に影響が出た京都駅の“不審物”騒ぎについて言及した。

 5日午後4時35分ごろ、京都市下京区のJR京都駅の係員から「駅の2番、3番乗り場に不審物がある」とJR西日本の大阪指令所へ連絡があった。同社と京都府警によると、不審物は近江舞子発京都行き普通電車の車内で乗客が発見したリュックサック。府警が確認したところ、中身は衣類で危険性はなかった。

 リュックの外側に手書きで「四塩化一黄酸」と書かれていたが、薬品名ではないとみられる。府警は故意ではないとみて、持ち主に遺失物として返還したという。JR西日本によると、計80本が運休、計97本に最大102分の遅れが生じ、約8万5千人に影響が出た。同社金沢支社によると、大阪と敦賀(福井県敦賀市)を結ぶ特急サンダーバードが遅れたことにより、北陸新幹線は1本が運転を取りやめ、3本に遅れが生じた。

 谷原は、忘れ物をした人について「悪気はないのは分かりますけれども、これから何か書くにしても化学物質みたいなものは、あまり書かない方がいいかも」とコメントした。