女優の手塚理美(62)が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)に出演。グレーヘアにしていた当時を振り返った。

 司会の黒柳徹子から「60歳を前にグレーヘアに。突然の変化で話題になりました」と紹介された手塚。「髪の毛の色が灰色になったって」と振られると、「そうですね。グレーヘアに」と話した。

 現在はブラウン系の明るめの髪色のショートヘアとなっており、「これは染め直して」「グレーヘアにも飽きたので」と説明。グレーヘアについては「56(歳)の時に。ちょっと白髪っていうか、目立ってきたので、どうしようかなと思ったら、世の中グレーヘアという方が出て来て、ちょっとやってみようかしらと思って」と明かした。

 ショートカットでグレーヘアにしていた当時の写真が披露されると、黒柳が手塚はかつて黒髪のロングヘアがトレードマークだったと言い、「グレーヘアとか、短くしたのはなぜ」と質問。

 手塚は「やっぱり年と共に毛量も減ってきますし、白髪も月に2回ほど染めなきゃいけないような感じになってきちゃったので。どうしようかなと思って。髪も凄いストレートの。自分としては奇麗だなって思ってたのが、うねってきたりとか。それでちょっと思い切って切ってしまおうかなとか」と説明した。

 「思い切りました」と笑ってみせると、「でもなんかね、髪の毛すぐに長くなるんですよ。なので切っちゃってもまたすぐに生えてくるかなって」と平然と話した。

 最初は「どうせグレーヘアにするならちょっと色を遊んでみようかなと思って、いろんな色を試して。実験って言ってたんですけど、実験をしながら。それまでは黒の長いロングヘアっていうのがトレードマークみたいなのがあったんで、どうせならいろんな色に変えてみようかな」とさまざまなグレーヘアを楽しんだとした。

 「どうしても黒のストレートだときついイメージになっちゃって。なんかこう赤とか原色を着るとインパクトが強すぎて。それがなんか白髪になったら、いろいろ色も。そんなにインパクト強くなく」とファッションも楽しめるようになったという。「ヨーロッパの女優さんとかに憧れてて、向こうの方って黒じゃないじゃないですか。だからなんかね、そういうのも楽しんでいました」と声を弾ませた。

 息子の反応については「“いいんじゃない”って言ってくれて」としたものの、「ただ周りのママ友たちは“なんか早いんじゃない、まだ”とか、“ちょっと老けて見えるからやめた方がいいんじゃないの”っていう当時はね。56歳ぐらいの時だったので」と回顧。それでも浸透すると「“それはそれでナチュラルでいいんじゃない”って言ってくれるようになりました」と笑顔で話した。