陸上400メートル障害の日本記録保持者で世界選手権で2度メダルを獲得した為末大氏(46)が22日、Xのアカウントを凍結されて以来初のコメントを、自身が聞き手を務める動画コンテンツ「為末大学」のXで発表した。

 為末氏は10年以上前にアカウントを開設し、ほぼ毎日欠かさず「長文ファンの皆様おはようございます」と書き出す投稿を続けていた。スポーツに限らず社会問題などにも切り込み、5万人以上のフォロワーを獲得していたものの、21日に為末氏のアカウントが凍結され、ネット上では議論が起こっていた。

 為末氏は「本人、凍結中です。もう少しお待ちください」と書き込み、添付された動画で「凍結されましたがどんな気分でしょう?」と尋ねられると、「解凍されたら...あれしたいと思うんですけど」とアカウントの復旧に「解凍」というワードをチョイス。

 続けて「でも、僕には素晴らしい友人を持っていてですね、凍結されて即座に連絡をくれたのが津田大介。“よくあるやつですよ”みたいな。ありがとうございます」とネットジャーナリストの津田大介(50)から励ましのメッセージをもらったことを明かした。

 また「解凍されるといいな」とつぶやく場面もあり、「解凍されたら一番にどんなことをつぶやきたいですか?」という質問に「“元気で頑張るぞ”みたいな。“解凍されたぞ”みたいな」と答えた。