3人組ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」が17日にTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」(後10・00)に出演。12日に公開した新曲「コロンブス」のミュージックビデオ(MV)の内容に「理解に欠ける表現があった」として公開停止になった件について言及した。

 「SCHOOL OF LOCK!」の月曜レギュラーコーナー「ミセスLOCKS!」に出演した3人。コーナーの冒頭に「お騒がせしております。今回の件を受けまして、いろいろと大変勉強させていただきました。すべて真摯に受け止めております。この件をしっかり噛み砕いて、チームとして改善していきたいと思っていますので、見守っていただけると、僕らとしては幸いです」と言及した。

 MVは、コロンブスのような歴史上の人物に扮したメンバー3人が、南の島を訪れて類人猿に音楽などを教えるという内容。類人猿が引く人力車にメンバーが乗る描写もあったため、公開直後から「植民地主義と奴隷制を肯定している」「人種差別をエンタメとして楽しんでいる」などの批判が、インターネット上で相次いでいた。

 大森は13日、公式サイトで演出の経緯を説明。「そもそもの大きな題材として不快な思いをされた方に深くお詫び申し上げます」と謝罪していた。