「あんぱん」千尋役が話題!中沢元紀 初朝ドラは「刺激」“兄”北村匠海からはアクション勉強
スポニチアネックス6/12(木)8:15

連続テレビ小説「あんぱん」で朝ドラ初出演、柳井千尋役熱演が話題の中沢元紀(C)NHK
俳優の中沢元紀(25)が、NHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の好演で話題を集めている。12日、第54話が放送され、柳井嵩(北村匠海)と中沢が演じる弟・千尋が小倉で再会した“兄弟二人芝居”が話題を呼んだ。自身にとって初めての朝ドラ出演。同作に挑む思いを聞いた。(那須 日向子)
2022年俳優デビュー。23年TBS「下剋上球児」でエース・犬塚翔を演じ脚光を浴びた中沢。初出演となる朝ドラで「アンパンマン」の生みの親・やなせたかしさんをモデルにした嵩の弟・千尋を演じた。
オーディションで念願の出演を果たした。「朝ドラはやっぱり、役者をやっていたらみんなが一度は出演してみたいと思う舞台」と喜びを口にする。「家族に報告した時には凄く喜んでくれました。おじいちゃん、おばあちゃんも一番楽しみにしてくれていて、毎日今も2回は見ているそうです」と顔をほころばせる。
演じるのは文武両道で誠実な千尋。やなせさんの著書「おとうとものがたり」(フレーベル館)でも「弟はある意味で柳瀬家のホープであった。性格も明るく成績も良く、柔道二段で快活であった」と描かれている実在の人物。
「実際にいらっしゃった方をモデルにした役なので演じる上での責任感も大きくプレッシャーでしたが、千尋と向き合って演じていました」と力を込める。
兄役・北村とは本当の兄弟のようにコミュニケーションをとっている。「距離は近い方が空気感も出るので積極的に話しかけにいきました。僕はアクションが好きで、匠海さんも多くのアクション作品をやられている方なので、アクションの前蹴りの仕方などを聞きました。“前蹴りの時は足を出さずに腰から出す”とか…専門的な体の構造の話をこと細かく教えていただいて勉強になりました。“僕もいつかアクション作品をやりたいです”という話をしたり、プライベートな話もしたりしました」
北村だけでなく、吉田鋼太郎、阿部サダヲ…そうそうたる共演者に囲まれ演技をした経験はまさに「挑戦だった」という。
「大先輩たちの中で自分の好きなことや自分の思ったことができた現場でした。いろんなことをやっても全て受け止めてくださる皆さんの大きな包容力を感じました」と感動。「大きな刺激」を受けた。
特に阿部との共演には「“こんな引き出しがあるんだ”と、見ているだけでも勉強になりました。間近で見られるぜいたくな時間」と語る。
「『あんぱん』には舞台や映画など経験豊富な先輩方が集まっている。お芝居のやり方は皆さん違います。僕はずっとモニターでさまざまな方のお芝居を見ながら、“選択肢は無限だな”と感じています」と常に吸収し続ける25歳。
「自分のスタイルを今は固めるつもりはないですが、いろんな経験をしながら、いろんな方のお芝居を見ながら、自分の役者としての力をつけていきたいと思う現場でした」と充実感をにじませる。
「今後の俳優人生において大きな影響を与えると思います」と語る「あんぱん」の撮影現場。ここで新たな目標もできた。「今後は僕も先輩のように“受け止められる役者”になっていきたい」。初の朝ドラで飛躍する中沢に今後も目が離せない。









