【函館記念】デヴィアス、晩成の血が騒ぐ 今週も7歳馬が輝く

【函館記念】デヴィアス、晩成の血が騒ぐ 今週も7歳馬が輝く

 夏の函館を彩る名物ハンデ重賞「第54回函館記念」(サマー2000シリーズ第2戦)の出走馬が12日、決まった。七夕賞をメドウラークで制した橋田厩舎が、2週連続重賞Vを狙ってスズカデヴィアスを送り込む。前走・新潟大賞典で悲願の重賞初Vを飾った厩舎ゆかりの良血。ラークと同期7歳が“北の地”でも躍動するか?唯一の木曜追いでは、昨年の弥生賞優勝馬カデナが復調を感じさせる動きを披露した。

 11番人気メドウラーク(単勝100・8倍!!)の仰天Vで始まった今夏サマー2000シリーズ開幕戦の七夕賞。2戦目の函館記念にはラークを管理する橋田厩舎のスズカデヴィアスがスタンバイしている。実は同厩舎の今年のJRA重賞3勝は6月東京ジャンプS(サーストンコラルド)も含めて全て7歳馬。アドマイヤベガやサイレンススズカを管理した名伯楽は「競走馬には早熟の馬も確かにいます。ただ、そうじゃない馬は何とか直しながら育てていくのが私たちの仕事」としみじみ語り、函館の調教スタンドから管理馬に熱視線を送っていた。

 3歳時に皐月賞、ダービーに駒を進めたデヴィアスは14年12月から16年12月まで丸2年、11連敗の不遇の時期があった。6歳の昨年1月白富士Sで約2年2カ月ぶりの白星。7歳の今年は2月小倉大賞典3着、前走・新潟大賞典で重賞初Vと開花。「成績が上がらなかった時期は、腰に悪いところがあった。成長力のある血統。ゆっくりと徐々に良くなってきた」と同師。七夕賞に出走した半妹レイホーロマンス(父ハービンジャー)など、きょうだい6頭全て管理してきた指揮官は特徴もつかんでいる。

 指揮官にとっては、思い入れの深い血統だ。曽祖母ローズオブスズカは92年英ダービーを制した名馬ドクターデヴィアスの半妹。オーナーでもある永井啓弍氏が、アイルランドで当歳時にセリで購入した。競走馬としてはデビューを果たせなかったが、07年高松宮記念を制したスズカフェニックスを出した。指揮官は「G1も勝てたし、優秀な牝系です。競馬は最後には血統が出てくるんです」と脈々と受け継がれる血のドラマに感心する。

 世界的名馬の一部を譲り受け命名された期待馬は、函館は34戦目にして初出走となる。指揮官は「暑さに弱い面があって、今夏は函館へ。洋芝は合うと思います。ちょうどいい気候ですね」と笑顔で結んだ。先週よりも気温は上がったといえ、12日の最高気温は20度と快適だ。七夕賞に続き、函館記念も射止めるようなら、今夏の2000シリーズは「橋田祭り」になる。


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