瀬戸大也 200Mバタで2連覇「このメンバーを見たら絶対勝たないと」

瀬戸大也 200Mバタで2連覇「このメンバーを見たら絶対勝たないと」

 ◇競泳パンパシフィック選手権第2日(2018年8月10日 東京辰巳国際水泳場)

 男子200メートルバタフライで、昨年の世界選手権銅メダリストの瀬戸大也(24=ANA)が1分54秒34で2連覇し、前日の400メートル個人メドレーでの銅メダルに続いて今大会2つ目のメダルを獲得。女子200メートルバタフライでは持田早智(19=ルネサンス幕張)が2分7秒66の2位で初のメダルを獲得した。

 瀬戸には第一人者としての意地があった。環太平洋の国々で争う今大会には昨年の世界選手権優勝のレクロー(南アフリカ)や欧州勢はいない。「このメンバーを見たら絶対勝たないといけないと思った」。実力通りの力を発揮できるように、自身のレース運びに徹した。

 前半100メートルは抑えめに入り、54秒63で2番手で折り返した。力をためてラスト50メートルでスパートをかけ、先行するデデウスを逆転。自己ベストには0秒31及ばなかったが、1分54秒34の好タイム。「金メダルを獲れてホッとしています」と笑みをこぼした。

 2年前、リオ五輪は400メートル個人メドレー銅メダル、200メートルバタフライ5位に終わり「悔しい五輪だった」と総括した。帰国後オフも取らずW杯を転戦するなど常に自分を追い込んできたつもりだった。だが、今年4月の代表選考会では3種目の代表権を獲得したものの、全て2位で滑り込んでのもの。「リオの悔しさを忘れていないか」。自問自答が続いた。

 「東京五輪が終わった時にまだできたことがあったと思いたくない」。4月以降は再び自身を追い込んできた。6月には長女・優羽(ゆわ)ちゃんが誕生。パパとなって最初の国際大会では目標に「子供たちのヒーロー」を掲げ、愛娘に贈る金メダルを手にした。

 第3日の200メートル個人メドレーには400メートルで負けたケイリシュ(米国)や萩野がいる。「なるべくついていって、隙あらば勝負を仕掛けたい」。今度は挑戦者として3つ目のメダルを狙う。 (柳田 博)


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