王者・田中恒成 田口良一との“因縁の対決”へ戦闘モード「自信ある」 4階級制覇挑戦にも言及

王者・田中恒成 田口良一との“因縁の対決”へ戦闘モード「自信ある」 4階級制覇挑戦にも言及

 ボクシングのWBO世界フライ級王者・田中恒成(23=畑中)が8日、愛知県名古屋市の畑中ジムで練習を再開した。初防衛戦となる次戦の相手は元WBA&IBF世界ライトフライ級王者・田口良一(31=ワタナベ)が有力。時期は来春。場所は田中の地元名古屋。今年9月の木村翔戦で世界最速タイの12戦目で3階級制覇を達成した田中が因縁の対決に向けて再び戦闘モードに入った。

 「勝つだけじゃなくて倒しにいきたいと思います」。木村戦がWBOの年間最高試合に選出され、その表彰式も兼ねたパナマでのWBO年次総会で田中はバルカルセルWBO会長に田口との対戦を直訴。同会長から「前向きに検討する」とのお墨付きをもらって帰国した。一方、日本でも畑中清詞会長(51)が田口陣営と電話などで4度交渉。田口との初防衛戦は既定路線となっている。

 田口が統一王者だった昨年12月31日に両者の統一戦が行われる予定だったが、田中が同年9月の防衛戦で両目眼窩(か)底骨折の重傷を負ったためキャンセルとなっていた。

 ――年間最高試合。

 田中 うれしいです。

 ――あらためて木村戦を振り返ると。

 田中 いい試合になったなあと思います。自信になりました。また、1個、強くなったなあと思います。

 ――WBOの年次総会ではスペイン語でスピーチしたということですが。

 田中 いや、してないです。思いっきり、全部、日本語でした。

 ――総会の雰囲気は。

 田中 WBOの歴代のチャンピオンもいて賑やかでした。まあでも、日本人同士でやったにもかかわらず、世界で評価してもらったのはホントうれしかったです。しかも日本でやった試合。目を向けてくれてるんだなと思ったらうれしかったです。

 ――木村戦のダメージも抜けて動き出しているということでいいでしょうか。

 田中 ハイ。

 ――今のコンディションは。

 田中 今からどんどん上げていきます。

 ――次は防衛戦ということになります。WBOのフライ級で成し遂げたいことは。

 田中 来年は防衛を重ねたいです。その中で統一戦ができたらもちろんパーフェクトですけど。まあ、このベルトを来年は守りたいと思います。

 ――近い将来の4階級制覇に向けては。

 田中 すぐ、4階級っていう選択肢はないですけど、来年、再来年辺りをめどに、視野には入れてます。

 ――次戦は田口選手との初防衛戦になりそうです。

 田中 もし決まったらうれしいです。勝つだけじゃなくて倒しにいきたいと思います。

 ――田口選手とは昨年の大晦日に統一戦を行う予定でした。

 田中 う〜ん、あの時、自分ができなくしてしまったんで、ごめんなさいという気持ちで今回やるつもりはないんで、その時はそういう気持ちはありましたけど、謝ってすっかり終わったことなので、ごめんなさいの気持ちでやるのはまた、これ、失礼な話なので、未だに田口選手は強い選手なので、やりたいって気持ちは変わらないからやりたいだけです。(勝つ)自信はあります。


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