【エ女王杯】川又 初G1重圧なし!ヴァフラームで一発狙う

【エ女王杯】川又 初G1重圧なし!ヴァフラームで一発狙う

 秋の最強牝馬を決する「第43回エリザベス女王杯」の出走馬が確定。9日に枠順が決定する。今年38勝と大躍進のデビュー2年目・川又賢治(20)はヴァフラームでG1初参戦。人馬共に初G1というフレッシュコンビが強敵に挑む。JBCレディスCをアンジュデジールで制した昆貢師(60)&横山典弘(50)はミスパンテールで参戦。“オールドコンビ”で2週連続G1制覇を狙う。日曜の福島記念では藤田菜七子(21)が9回目の重賞騎乗。トミケンスラーヴァで初Vを狙う。

 デビュー2年目の川又がヴァフラームで初めてG1舞台に挑む。初騎乗だった前走・ムーンライトHを制してのコンビ継続。4角8番手から鮮やかな差し切り勝ちを決めた。「道中の行きっぷりが良く、いいバランスで走れたのが、しまいの脚につながった。いい時に乗せてもらえました」と振り返る。自らの手綱でつかんだ夢舞台。「乗れると聞いてうれしかった。経験もないので、どんな馬が通用するのかも分からない。でも、気負うことなく挑戦したい」と目を輝かせた。

 馬はもちろん、川又自身も好調だ。先週日曜の福島で2勝を積み上げ、今年既に38勝。東西で20人いる減量騎手の中でトップの勝利数だ。デビューした昨年の9勝から一気に勝ち鞍を増やした。「確かに周りからは“調子がいいね”と言われる。でも、いい馬に乗せてもらっていることが多く、失敗をしていることも多い。ただ、昨年はイメージで競馬に乗れていなかった。今年は乗り方にしても、意識はいい方向に変わっていると思う」。20歳の青年は謙虚に、冷静に好調な流れを受け止める。

 今年は地方交流競走で【10・2・3・9】と、JRA以外の競馬場へも積極的に出向いている。10勝はJRA騎手では最多だ。「地方はタフなコースで短距離戦が多い。そこで判断能力が培われている部分はあると思います」。中央開催のない平日もレースに乗って経験を積むことが、好調の下支えともなっている。

 もう一つの強みは芝中距離での活躍。今年の38勝中17勝が芝。うち7勝を1800メートル、3勝を2000メートルで挙げている。本人も「減量騎手といえば短距離のイメージがあるかもしれないですけど、芝の中距離で勝てているのは自信になっている」と意識する。G1舞台は2200メートル。「馬は体つきも良くなって、距離は大丈夫。悔いのないレースをしたい」と意気込む。今年の38勝中、21勝が4番人気以下。ヴァフラームの前走Vも7番人気だった。人気薄を激走させるのも川又のアピールポイントだ。

 いいリズムで迎えるG1初騎乗。売り出し中の若武者にとって、さらなる飛躍の礎になるのは間違いない。

 ◆川又 賢治(かわまた・けんじ)1997年(平9)11月19日生まれ、東京都出身の20歳。競馬学校時代には騎乗技術に優れていた生徒に贈られるアイルランド大使特別賞を受賞。17年3月4日阪神1R(キュイラッサ)でデビュー。翌週11日の阪神6RマテラスカイでJRA初勝利を挙げる。JRA通算成績は757戦47勝。重賞は今回が5回目の騎乗となる。


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