元巨人・仁志敏久氏が江戸川大学で講義 侍ジャパンの課題語る

元巨人・仁志敏久氏が江戸川大学で講義 侍ジャパンの課題語る

 巨人、横浜で内野手として活躍した野球解説者の仁志敏久氏(47)が6日、江戸川大学(千葉県流山市)で「スポーツジャーナリズム論2」の特別講義を行った。アマ、プロでの現役時代や引退後の経験をもとに、野球界を取り巻く環境の問題点やWBC、国際大会のあり方などについて語った。

 仁志氏は17年の第4回WBCや今年のU―23ワールドカップを侍ジャパンのコーチとして経験。U―12は14年から国際大会の指揮を執っている。「日本はどの世代でも中南米や南米と対戦すると苦しむ。球の速さや動くボールに慣れないといけない」と共通する課題を指摘し、「日本の投手のコントロールは強み。いかに点を取るかが重要」と訴えた。

 常総学院では3年連続で夏の甲子園に出場し、早大時代にはバルセロナ五輪の代表候補に。アトランタ五輪予選の1位突破にも貢献したが、プロ入りの時期と重なり、96年の同五輪本選には出場できなかった。しかし、「飛行機移動も大変だし、洗濯も自分でする。洗濯機がなければ手洗い」と振り返る当時の国際大会での過酷な経験が、横浜退団後の米独立リーグ挑戦の際に役立ったという。

 夏の甲子園については「あれほど大規模の高校野球の大会は世界を探してもない。一つの日本の文化」とし「暑さや球数のことが言われるが、良くしていく、変革の可能性があるということ」と改善に期待。今後の活躍が楽しみな選手には、大阪桐蔭から中日入りした根尾を挙げ、「(打つだけでなく)走れて守れて頭もいい。質のいい野球選手という感じがする」と話した。


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