日本ボクシング連盟 山根前会長ら3人の除名処分を決議

日本ボクシング連盟 山根前会長ら3人の除名処分を決議

 国内アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟は10日、都内で臨時総会を開き、助成金の不正流用などの責任を取って昨年8月に辞任した山根明前会長ら3人の除名処分を決議した。定数81人に対して80人が出席(委任状13)し、挙手により規定の3分の2以上の賛成が得られたという。他に除名されたのは山根前会長の息子で元理事の昌守氏、元常務理事の内海祥子氏。3人には同日付で書面にて通知し、今後は国内アマボクシング界に一切関わることができない。

 山根前会長は助成金の不正流用の教唆に加え、試合用グローブの独占販売疑惑、審判への不正関与、反社会的勢力とのつながりを疑わせる言動が悪質と判断された。昌守氏は審判不正、内海氏は助成金不正流用の隠ぺいが除名の大きな理由となった。

 2日の同連盟理事会で除名の方針が確認されたことについて、山根前会長と昌守氏からは弁明がなく、内海氏からは弁護士を通じて「除名には値しない」との弁明が届いたが、総会では除名に値すると結論づけ、反対意見も出なかったという。内田貞信会長は「これを区切りに、連盟を透明性のある組織にしていきたい」と話した。刑事告訴や損害賠償請求に関しては引き続き検討する方針。


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