◇パ・リーグ オリックス4−5日本ハム(2024年5月21日 エスコンF)

 オリックスは連勝が2で止まり、首位のソフトバンクとは11・5ゲーム差に広がった。

 昨季まで同僚だった山崎と2シーズン前まで同僚だった伏見の“サチトラ”バッテリーに対し、2回に太田と茶野の適時打など5安打を集めて3点を先行するなど、6回途中まで相手左腕から4得点。だが、この日は試合前まで防御率リーグ1位を誇っていた先発のエスピノーザが誤算だった。3回に5安打を集められて3点差を追いつかれると、続く4回には水野に左中間への勝ち越し2ランを献上。来日最短の5回、同ワーストの5失点で今季2敗目を喫した。

 「身体の面でも、気持ちの面でもいい状態で試合に臨むことができていたのですが、リードを守れず逆転を許してしまったことがすごく悔しい」

 22年に首位チームに最大11・5差(5月8〜11日、首位は楽天)を広げられながらも、最終的には覆して優勝したシーズンと同じゲーム差に。ソフトバンクが早くも独走態勢に入っているだけに、これ以上差を広げられるわけにはいかない。