佐賀県唐津市出身でボートレース界のスーパースター・峰竜太の月1コラム「アロハな気分」。現在はファン投票1位として史上3人目の優勝を飾った2021年の若松大会以来、3年ぶりにSGオールスター(多摩川、21〜26日)に出走中。2万2497票の得票数を集めファン投票1位で帰ってきた大会前に思いの丈を語った。今月11、12日に福岡市で行われた自身が手がけるブランド“ONE”のポップアップイベントとともにお届けする。

 スポニチ読者のみなさん、アロハ〜。ボートレーサーの峰竜太です。今月11、12日に福岡市大名で“ONE”のポップアップイベントを開催しました。終日満員でうれしかったなぁ。あとは、これが出る頃はオールスターを走ってますね。また1位に返り咲かせてくれた多くのファンのために120%で走ります!

 今月は峰が手がけるブランド“ONE”のイベントが福岡市で開催された。

 「11日と12日に、福岡市大名の知り合いのお店でポップアップをやりました。峰竜太ファンで終日満員でした!うれしかったですね」

 ボートレーサーも参加した。

 「弟子のヤマコウ(山田康二)とか佐賀支部の選手だけじゃなくて、深谷知博くんと鎌倉涼ちゃんも夫婦で参加してくれました」

 今後も各地でイベントを展開していく。

 「日程を見ながらになるけど、名古屋のパルコと宮崎の日南で考えてます。日南の方はローカルサーファーからお願いされて、夏頃に。オーシャンカップ(7月23〜28日)の前後になるかな。サーフデザインを作っていきます!」

 21日から今年2度目のSG、オールスターが開催中。5年連続ファン投票1位だった21年に1位として史上3人目のVを達成して以来、3年ぶりの出場。今回も1位で参戦中だ。やはり今までとは違う思いもある。

 「第2章の思いが強いです。次に獲れたら最後になるかもな、とか、オールスターやグランプリを獲れたら、やり切ったなって思えるかな。もっとたくさん獲りたいって感情よりも、みんなが期待している大会を一つ獲るのに人生を懸けているつもりです」

 21年はファン投票1位でのVに「背負うものがあるし、特別な感情がある。楽ではなかった。久しぶりに夜、眠れなかったりした」とコメントした。

 「2位だと全然違うんじゃないかな。おそらく経験した人にしか分からない感覚があると思いますよ」

 狙うは3年ぶりのオールスター優勝。

 「今年の勢いを見せるためにも、また1位に返り咲かせてくれたたくさんのファンのためにも、優勝だけを狙って走ります!いいパフォーマンスを見せて会場を沸かせたいですね。是非、本場で現場の熱気とともに感動と興奮を見にきてほしいです。120%で走ります!頑張ります」

 ◇峰 竜太(みね・りゅうた)1985年(昭60)3月30日生まれ、佐賀県唐津市出身の39歳。唐津西高校時代はヨット部に所属し、インターハイ、国体、世界選手権に出場。ボートレーサーとしては佐賀支部の95期生として04年11月にプロデビュー。18、20年にグランプリ優勝。昨年10月の蒲郡ダービーで最高峰のグレードSG6度目のVと通算100回目のV、全24レース場でのVを達成。昨年は8度目の年間最高勝率選手に輝いた。生涯獲得賞金は17億円を突破。1メートル71、血液型B。