中央大学硬式庭球部が22日までに、所属する学生が自身のTikTokに投稿した部活動の様子が「いじめや暴行ではないか」と指摘があった件で、事実を認め謝罪した。

 問題となっている動画は、後ろを向いて並んだ部員に対して、テニスラケットでボールを打ってぶつけている様子が撮影されており、「痛みに耐えてメンタルを鍛える新メニュー」のテロップも入っている。

 SNS上では、この動画に対し「ただのいじめ」「これだけ動画が問題になっているのに」などの声が上がっていた。当該アカウントは削除されているが、動画は拡散された。

 同庭球部は公式ホームページに「硬式庭球部部員によるSNS投稿及びそれに係る行為について(お詫びとご報告)」と題した文書をアップ。文書では、事実を認めたうえで「本年4月25日に、硬式庭球部(以下「当部会」といいます。)の部員が、同人のSNSアカウントにおいて、当部会部員間でボールをぶつける行為の動画を投稿し、動画を観られた方から、いじめや暴行ではないかとのご指摘をうけることとなりました。動画を観られた方や硬式庭球及び当部会関係の皆様には、ご不快の念またご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」などと謝罪した。