札幌学生野球春季リーグ戦第2節最終日は22日、野幌で行われ、星槎道都大が札幌大を5―1で破り、2季ぶり19度目のリーグ制覇を達成。2年連続で全日本大学選手権を出場を決めた。

 8勝1敗の首位で迎えた最終戦は6回まで追いかける展開となったが、7回に相手バッテリーの暴投で同点とし、8回には代打・石田峻平(4年=横浜創学館)のスクイズで勝ち越した。先発した印南伊吹(4年=北海道栄)が1失点完投した。

 二宮至監督は「勝負はスクイズと決めていた」と見事な作戦勝ちにニンマリ。全国では仙台六大学の代表校と対戦するが「うちは佐藤が中心なので、失点を少なくして食らいついていきたい」と、指揮官は30回1/3連続無失点の左腕・先発のエース左腕・佐藤爽(4年=札幌山の手)をキーマンに挙げていた。