◇インターリーグ ドジャース3−0ロイヤルズ(2024年6月16日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が16日(日本時間17日)、本拠でのロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。今季2度目の1試合2本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は「翔平は男だね。左中間への本塁打を放ったあのスイングは今まで見た中で最高のスイングだった」と3回の第2打席で放った1本目の18号を絶賛。「彼が正しい方法で投球を捉えた打球はフィールドの多くを使う。スペシャルだ」と続けた。

 そして、6回の第3打席で放った2本目の19号にも「最後の本塁打は低めのスライダーを打った。ファールやゴロでなくあのように打ったことはボールがよく見えていることを物語っている」と賛辞を惜しまなかった。

 大谷は3回1死の第2打席で相手先発・シンガーの真ん中付近に来たシンカーを完璧に捉え、中堅左で18号ソロ。

 4試合ぶりの一発は飛距離451フィート(約137・5メートル)を計測する特大アーチとなった。

 6回の第3打席は先頭で右越えソロ。シンガーの初球スライダーを捉え、圧巻の2打席連発で本拠ファンを沸かせた。