ボートレースまるがめの「PayPay銀行杯」は最終日、優勝戦を迎える。

 堀本がピット離れを生かして内を狙うか、枠なりの4対2か。内枠のメンバーを見ると、枠なりの可能性が少し高いとみる。

 準優11Rを逃げた江夏満が今年初Vの好機を迎えた。目立ったパワーはないが、インを味方にきっちり決める。

 今年すでに2Vと勝負強い山口、北野の2人が内外から厳しく迫る。パワーで勝るのは山口の方だ。堀本は上位級の出足を駆使する。

 <1>江夏満 前半が軽かったのでペラを叩いたけど、回ってからの出足が甘い。悪いところも特別いいところもない仕上がり。

 <2>山口達也 出足、ターン回りはしっかりしている。伸びは一部いい人がいるくらい。最初にペラを叩いてからは、ほぼ無調整。

 <3>北野輝季 最初よりは良くなったけど中堅。前半も伸びで上の人はいた。合えば出足に特長がつく。

 <4>堀本和也 出足はしっかりしている。4号艇ならピット離れで内を狙うか、枠なりから出足を生かして差せるように仕上げるか。

 <5>百武翔 前半は乗りづらかった。準優はつながりが良くなった。舟の向き、ターン回りが良くて、伸びは普通。

 <6>大串重幸 江夏さんにアドバイスをもらってグンと良くなった。日に日に良くなって、今は出足がいい。この成績だしいい部類。