◇春季高校野球東北大会・決勝 花巻東3―2弘前学院聖愛(2024年6月18日 石巻市民)

 延長10回タイブレークにまでもつれた接戦を制した花巻東が14年以来、10年ぶり2度目の頂点に立った。

 試合は7回まで互いに無得点の投手戦に。8回に1点を取り合ったが、両投手が踏ん張り試合は延長戦に。

 無死一、二塁から始まる延長10回タイブレークでは花巻東のプロ注目右腕・小松龍一投手(3年)が表の攻撃を1点に封じた。その裏、1死二、三塁から小松の一ゴロ野選の間に同点。最後は1番・梁田蒼汰内野手(3年)のサヨナラ打で勝利した。

 弘前学院聖愛のエース右腕・吹田志道投手(3年)は一人で投げ続けたが、最後に力尽きた。