湘南の山口智監督(46)が浦和戦へ向けて取材対応し、「主力が移籍でいなくなったり、入って来たり、ケガ人もいて誰が出るかわかりづらいが、ボールを保持して、幅を取りながら攻めてくる。攻撃に特化したチーム」と分析した。

 3月に対戦したときは、終了間際に追いつかれて4−4の引き分け、「勝ちきれない難しさが今に残っている」と悔しさをにじませる。今回は駒場での開催だが、「何度もプレーしたことあるし、得点を決めて大味なゲームをした記憶もある。埼スタと違って陸上競技場だが、浦和は浦和、雰囲気やアウェー感は変わらない」と話した。

 チームは昨年に続いて試合2日前に時々午後練習を取り入れているが、「夏は暑くなるので、刺激を入れている。暑熱対策もある。試合がナイターなので、時間のことを踏まえたり、朝の過ごし方や自己管理などもある。キックオフもいろいろな時間だし、ルーティーンにならないようにしている。それに動じない選手に、などいろいろな狙いがある」と、選手を成長させるための対策であることをあかした。