パリ五輪に出場するサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は10日、千葉市内でヴィアマテラス宮崎(なでしこリーグ1部)と練習試合(30分×3本)を行い、5―0で快勝した。

 1点リードで迎えた2本目からピッチに立ったFW浜野まいか(20=チェルシー)は、出場直後の同2分にチーム2点目をマーク。ゴール前でパスに抜け出し、GKをかわして右足でゴールに流し込んだ。「うまく抜けられて、きっちり決められて良かった」と笑顔で振り返った。

 「切り札」として期待されるアタッカーが、またも“開始直後”に結果を残した。先月のニュージーランド戦で代表初得点をマーク。後半開始から出場し、同4分に奪ったものだった。「最初の5分は狙い目。そこで大きなアクションを起こすことで相手も下がる」。海外でプレーする経験から「海外の選手は少し甘さが出るところはある。そこがチャンスだと思ってプレーしている」と立ち上がりの重要性を感じていた。「ラッキーな部分もあるけど、自信にはなります」。狙い通りに相手の隙を突いたゴールに大きくうなずいた。

 昨年のW杯は直前に左肩を負傷。出場は準々決勝のスウェーデン戦のみに終わっただけに、「リカバリーの仕方が大切。移動中の過ごし方もそう。フィジカルトレーナーとしっかり相談しながらやりたい」と初の五輪へ万全の調整を進めている。「初日からいい雰囲気でできている。今回でしっかり世界一を獲りたい」と力強く語った。