広島・末包3戦無安打も「我慢しながらやっていきたい」 天敵阪神・大竹にマツダ8連勝献上で4位転落
スポニチアネックス6/1(日)5:45

<広・神>4回、末包は右飛に倒れる(撮影・平嶋 理子)
◇セ・リーグ 広島0―2阪神(2025年5月31日 マツダスタジアム)
広島は31日の阪神戦(マツダ)に敗れ、3連敗で4位に後退した。首位とは3・5ゲーム差に広がった。打線は相手先発・大竹の緩急を生かした投球に苦戦し、沈黙。天敵に同球場で無傷の8連勝を許した。特に4番・末包昇大外野手(29)が直近10試合で打率・114とブレーキ。3、4番が2試合連続無安打で、8回1失点と好投した床田寛樹投手(30)を援護することができなかった。
今回も広島打線の前に、天敵・大竹が立ちはだかった。5月17日の今季初対戦に続いて勝利を献上。新井監督は「けっこう捉えた当たりも多かった」と振り返りつつ、相手バッテリーに脱帽した。
「いつも通り緩急で、制球もいいし、タイミングも一球一球変えてくる。前回は2点取ったが、それを踏まえて、いろいろ向こうも対策してきて、坂本くんのリードもやっぱり良かった」
大竹の術中にはまった。140キロ台前半の直球を軸に、チェンジアップ、カーブなどで緩急を使った投球に苦戦を強いられた。0―0の3回は2死一、三塁と好機を演出したが、ファビアンが初球を打ち上げ一邪飛。中盤4〜6回は出塁すらもできなかった。8回は1死から代打・堂林が左翼線二塁打。ここで降板に導いたが、時すでに遅し。相手救援陣からも得点を奪うことができず、これで左腕は広島戦通算11勝1敗。マツダスタジアムでは無傷の8連勝を許した。
4番・末包の状態が心配される。試合前まで、大竹とは通算15打数3安打で、決して相性が悪いとは言えない中、3試合連続無安打に終わった。
「今日は風があったので、逆方向を意識して入っていった中で、少し捉え切れなかった部分があった。自分の中で割り切ったり、積極的にいったりというのをしっかりやっていきたい。“打ちたい、打ちたい”となってやっていたら、去年みたいなことになるので、我慢しながらやっていきたいと思う」
直近10試合は打率・114(35打数4安打)、1打点と低調気味だが、深刻な状態でないことを強調。新井監督も「目の前の結果に一喜一憂するんじゃなく、こちらとしては安打が出ていないけど、内容はいい、アプローチの仕方はいいというふうな見方をしている」と受け止めた。
この日は3番・ファビアンからも快音が聞かれず、2試合続けて中軸2人が沈黙。打線も13試合連続で1桁安打にとどまっているだけに、きょう1日の一戦で浮上のきっかけをつかみ、交流戦へ弾みをつけたい。(長谷川 凡記)











