比嘉大吾 7年3カ月ぶり世界王座へ 超異例日本人初の3戦連続世界挑戦

スポニチアネックス6/12(木)4:30

比嘉大吾 7年3カ月ぶり世界王座へ 超異例日本人初の3戦連続世界挑戦

ポーズをとる(左から)比嘉大吾、寺地拳四朗、高見亨介(撮影・村上 大輔)

 元WBC世界フライ級王者でWBA世界バンタム級3位の比嘉大吾が、7月30日に横浜BUNTAIでWBA世界正規王者アントニオ・バルガスに挑戦することが11日、都内で発表された。3戦連続の世界挑戦は日本人初。勝てば11月にも休養王者・堤聖也(29=角海老宝石)との3度目対戦が濃厚で、国内最長ブランクとなる7年3カ月ぶりの世界王座返り咲きを目指す。

 世界でも超異例の3戦連続世界挑戦。誰よりも戸惑っていたのは比嘉本人だった。「ちょっと自分も3度やっていいのかな、という心境でございます…。“二度あることは三度ある”という言葉もあるが、自分は三度目の正直を信じる」と冗談を交えながらも、真剣な表情を見せた。

 昨年9月、WBO王者・武居に挑戦し僅差の0―3判定負け。今年2月には当時の王者・堤とダウンを奪い合うもドローで王座獲得に失敗。あと一歩でベルトには届かなかったが2戦連続の激闘を演じたことで、再びチャンスが巡ってきた。「ドローという形だったので、心の中でもう一回(チャンスが)あるんじゃないかと思っていた」。武居戦直後は引退を示唆も、堤戦後はすぐに練習を再開。「運がいい。早とちりして引退と言わなくてよかった」と笑わせた。

 バルガス戦をクリアすれば、次戦は休養王者・堤との団体内統一戦が濃厚。世界戦が決まった際には、同学年の親友から「運が良いね。頑張れよ」とLINEが届いたという。アマチュア時代にも対戦経験がある両者だが「自分が勝ったらまた対戦することになるから、“今回は相手を応援してくれ!”と言ったら俺のことを応援すると言ってくれた。本当にいいやつ」とおどけたが、視線の先にはリベンジの思いがある。

 世界王座返り咲きとなれば、高山勝成の5年11カ月を上回る国内最長ブランク。「四度目の正直は聞いたことない。懸けますよ、これに」。親友との完全決着をつけるためこの一戦だけは落とせない。 

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