過去の自分をKO! 佐々木尽が公開練習で自身の等身大パネル破壊 日本人初ウエルター級世界王者へ吉兆も

スポニチアネックス6/12(木)15:09

過去の自分をKO! 佐々木尽が公開練習で自身の等身大パネル破壊 日本人初ウエルター級世界王者へ吉兆も

「過去の自分に勝つ」ために、以前の自身のパネルをパンチする佐々木尽(撮影・松永 柊斗) 

 ◇プロボクシング WBO世界ウエルター級タイトルマッチ 王者 ブライアン・ノーマン(米国)<12回戦>同級2位 佐々木尽(八王子中屋)(2025年6月19日 東京・大田区総合体育館)

 WBO世界ウエルター級2位の佐々木尽(23=八王子中屋)が12日、八王子市内の所属ジムで同級王者ブライアン・ノーマン(24=米国)への挑戦に向けた練習を公開した。

 公開練習でドラムミット打ちを終えた佐々木が突然、自身の等身大パネル2つをリング上に引っ張り出した。「これは3年前」とまずは一体目を右ストレートから右アッパーで破壊すると、「こっちは1年前」と左フック2連発で立て続けに自らをノックアウト。“過去の自分を超えるため”に自ら発案したパフォーマンスで「緊張しました」と漏らしながら「過去の自分はあまり強くなかった。見ての通り全然動かないし、ディフェンスが甘かった。あれでは世界に通用しないが、今は違う。あれに勝ったから自分はやり続けられる」と過去の自分と決別し、新たな一歩を踏み出す覚悟をにじませた。

 いまだ日本人が世界王座を獲得したことがないウエルター級で“第1号”になると公言している佐々木は「過去一の状態で持ってくることができた。毎日ワクワクして寝れないくらいの気持ちの高ぶりがある」と試合が待ち切れない様子。150ラウンドをこなしてきたスパーでの手応えも明かし「スパーリングでも全然もらわなくなった。攻撃パターンもすごく増えて完全に準備できた」と確かな自信を口にする。

 吉兆の出来事もあった。今月2日、ジムの前に白蛇が現れたという。幸運をもたらす縁起の良い生き物として知られ、佐々木は対面していないが、ジムのスタッフがスマホで撮影したものを目に焼き付けた。「心配しなくて大丈夫だよ。勝てるから、という合図なのかな」と笑うと「年男だし、ヘビ年だしヘビも現れて…全部つながっていますね」とサプライズを喜んだ。

 八王子駅前には至る所に横断幕が掲げられ、市を挙げて佐々木を応援。ジム内には市内の小学校の生徒からの応戦メッセージを寄せ書きしたものも飾られている。「絶対勝てるとか、絶対大丈夫、そういったシンプルなものがうれしい。肉体が滅んでも勝ちが欲しい。絶対勝ちます」。勝てばジムにとっても初の世界王者誕生。地元の期待も一身に背負い、新たな扉を開いてみせる。

 興行はLeminoプレミアムで独占ライブ配信される。

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